2024/01/23 18:30 配信
結婚したいのに全然モテない、33歳のポンコツ独身サラリーマン・春田創一(田中圭)が、ある日突然、ピュアすぎる乙女心を隠し持つおっさん上司・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)と、同居しているイケメンでドSな後輩・牧凌太(林遣都)から告白されるというドラマの5年後を描く新感覚の胸キュン純愛ラブストーリー「おっさんずラブ-リターンズ-」。1月26日(金)に4話が放送予定で、今ならTVerで1話~3話が無料配信中で、さらにTVer限定スピンオフドラマ「春田と牧の新婚初夜」も配信中だ。まだ放送に追いつけるこのタイミングで、「おっさんずラブ-リターンズ-」を振り返ってみよう。
光が差し込むチャペル、バージンロードを歩いてくる春田。その隣には黒澤が精悍な面持ちで腕を組んでいる。視線の先には、シンガポールから帰ってきた牧の姿が。
あれから5年。コロナ渦の遠距離恋愛を経て、遅れてきた新婚生活を歩み出す春田と牧。新年を迎え、二人で一緒にご飯を食べたり、ゲームしたり、デートしたりとイチャイチャな日々を夢見ていた春田だが、課長に昇進した牧は帰国早々大忙し。家事の分担や、ゴミの分別など、ささいなことでケンカが増えていく。
一方の春田も天空不動産で係長になり、中途採用で入社してきた歳上の部下・和泉幸(井浦新)の教育係を任されることに。しかしこの和泉、何やらポンヤリしており、春田が必死に優しく教えるも、しまいには涙をこぼして走り出したりと、どうにも情緒不安定。
そんな二人を見かねた荒井ちず(内田理央)は、自らも利用しているという家事代行サービス「ばしゃうまクリーンサービス」を紹介する。少しでも二人の時間が増えるなら…と家事代行サービスを利用することにした春田と牧の家に現れたのは、なんと早期退職後、再就職を果たした“家政夫の武蔵さん”だった。
早期退職してから姿を消し、まったく誰も連絡が取れなかった武蔵との“まさかの再会”にうれしさがこみ上げる春田と、かつての恋敵の出現にイヤな予感でいっぱいになる牧。しかし、当時の“はるたんラブ”はどこへやら、武蔵はどこかよそよそしく、ビジネスライクな態度で、プロフェッショナルな仕事ぶりを貫く。
時が経てば、周りの人間関係も変わってゆく。シンママになり仕事と育児の両立に悩むちず、恋愛迷子になってアプリに没頭する武川(眞島秀和)、二世帯住宅で暮らし始める栗林(金子大地)と蝶子(大塚寧々)、4人家族になった舞香(伊藤修子)と鉄平(児嶋一哉)。そして天空不動産の近くで、移動式おかかおむすび専門店「おむすびごろりん」を営む謎の男・六道菊之助(三浦翔平)も現れる。
“神様、家族になるとは一体どういうことでしょうか?”アラフォーはるたんが挑む、爆笑胸きゅんホームドラマが、開幕する。
初回から遠距離恋愛を経た春田と牧の幸せいっぱいな再会のシーンが描かれた。SNSでも「やっぱり牧がいないとね!」「牧ほんとおかえりだよおおおおお」視聴者の歓喜のコメントがあふれ、トレンド入りを果たすなど話題となっていた。
待ちに待った新婚生活がスタートし、ウキウキ上機嫌の春田。牧と一緒に朝ごはんを食べて、いざ出勤…と家を出ると、隣の家の前に“血だらけの男”が。慌てて駆け寄ると、その男は、転職してきた謎多き部下・和泉だった。
唖然とした春田が救急車を呼ぼうとした瞬間、和泉宅のドアから、ゆるーいテンションで現れたのは、謎の移動式おかかおむすび専門店の店主・菊之助。倒れている和泉を見てもまったく動じない菊之助は、「これは見なかったことに」と笑顔で春田に告げ、ひょいと和泉を抱きかかえて爽やかに家の中に入って行く。衝撃的光景が頭から離れぬまま、出社してミーティングに参加する春田。そもそも、家がお隣さんだったことも驚愕だが、当の和泉からは風邪で休むという連絡が入る。
一方、春田の元には母・幸枝(栗田よう子)から「新居を見に行きたい」とメールが入る。今週末の来訪に備え、準備をしなければと焦り出す牧。お気楽に構える春田だが、「俺にとってはお姑さんですから」と牧の表情は曇る。
その夜、鉄平の店「居酒屋わんだほう」で開かれた新年会に、春田、牧、ちず、舞香、栗林、蝶子、武川が集結する。楽しく飲んでいたかと思いきや、ふとカウンターから歌麻呂と蝶子の言い争う声が。どうやら最近二世帯住宅で暮らし始めたものの、蝶子と10歳年下の歌麿呂の母・市の折り合いが悪く、“渡鬼状態”だという。
一方、なんだかんだと週3で、春田と牧の新居にやってくる家政夫の黒澤。相変わらずプロフェッショナルな仕事ぶりを貫くも、そのうち、日々の掃除の仕方についてネチネチと小言を言い始める。対する牧も、料理の味付けの濃さにクレームを入れ始め、二人は一触即発状態に。永遠のライバル、武蔵VS牧の“地獄の嫁姑バトル”が開戦する。
2話では春田と再会した武蔵が春田への思いを爆発させる切ない姿が描かれたお決まりの「おさラブ」のノリが登場。SNSでは放送前から「新キャラたちも謎が多くて気になりまくり」「待ち遠しい!」などといった声が寄せられていた。
「相変わらずうるせえ唇だな」。またも朝出勤時に、隣の家の前に“血まみれ”で倒れている部下・和泉を発見し、絶叫する春田。さらにあろうことか和泉は突然、春田の胸倉を掴み、キスをして、意識を失ってしまう。
一方、その様子を目撃した人物がいた。自らの抑えがたい気持ちの正体は“姑”の感情だと理解し、これからは“愛息子・はるたん”と、その夫・牧の幸せを見守っていこうと決意したばかりの、家政夫・黒澤だ。春田と隣家の住人・和泉とのキスという衝撃の光景に慟哭する武蔵だが、あろうことかさらに、牧が元カレ・武川の自宅に入って行くところまで目撃してしまう。
「これはもしかしてW不倫? 俺はいったいどうしたらいいんだ!?」――信じがたい事実に葛藤しつつ、武蔵はひとまず“昼顔不倫の真実”を突き止めるべく、内偵を開始する。さらに、春田とキスしていた和泉について詳しく知るために、家政夫として和泉家に潜入しようと考え始める。
一方、武蔵に目撃されていたとはつゆ知らず、牧は武川の自宅へ。最近、武川がSNSで病んだつぶやきを連発していることを心配する牧に、武川はつい本音をこぼし始める。
そんな中、春田は血まみれで唇を奪ってきた和泉が口走った「公安なんだ…」という言葉が頭から離れない。謎だらけの部下兼おとなりさんに頭を抱える春田は、その“正体”を突き止めるべく、とうとう尾行を開始。そんな春田のもとに現れたのは、和泉の同居人で移動式おかかおむすび専門店を営む菊之助。「今朝起こったことはすべて忘れてほしい」と爽やかにほほ笑まれ、さらには恐怖の”口止めのおむすび“まで渡される。
第3話では春田にキスをするという和泉のおかしな言動が描かれ、謎が多すぎる和泉と菊之助が気になる展開となっていた。SNSでは放送前から「あまりにも情報が多すぎる…!」などといった声が寄せられていた。
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