脚本・武藤将吾氏「“道枝駿佑像”をひっくり返せることにワクワク」平川雄一朗監督は道枝と「相撲を取りました!」<マルス-ゼロの革命->

2024/01/25 12:01 配信

ドラマ

よくよく見ると撮ってもらっている“重要な表情”も


そんな“考察ポイント”について武藤氏は、「『なぜあのメンバーが集められたのか』『國見は、マルスの映像を見て何を思ったのか』、そのあたりは後々明かされていくポイントです。初めて、演出を含めて『こういう風にやりたい』ということを演出チームにも相談させていただきました。今後も、あからさまではなくよくよく見ると実はしっかりと撮ってもらっている“重要な表情”などがあるので、ぜひ目を凝らして、何度も繰り返し見ていただきたいです」と期待をあおった。

また、サスペンスものではあえて役者に結末を伝えないということもあるが、今回については「大枠のところはお話している」と明かした武藤氏。「細かい、こういう目線を送ってほしいなどというのはその都度の本で説明しています。ただ、どこまで役者さんに伝えるかの匙加減は、プロデューサーや演出チームにおまかせしています」とコメント。

平川監督は「大枠の武藤さんから聞いたことは伝えるようにしています。そういった過去があって今を生きているので…」と話しつつ、「それぞれのキャラクターの過去に何があったかという背景は武藤さんから聞いているのですが、この先起こる未来のサスペンスに関しては本当に武藤さんの頭の中にしかないので、非常に怖いです(笑)」と語った。

そして「ゼロと國見の対決にも、僕も想像していなかった過去が隠されていて…。第1話にも、そのヒントはしっかりと描かれています」と、もう一度第1話を見返したくなるようなポイントも明かしていた。