AKB48本田仁美、約10年間のアイドル人生は「幕の内弁当」

2024/01/27 09:05 配信

音楽 アイドル

卒業コンサート終了後、囲み取材に応じた本田仁美※ザテレビジョン撮影

AKB48本田仁美が卒業コンサート「本田仁美卒業コンサート~夢と希望に満ちた道~」を1月26日に神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールで開催。終了後、取材陣への囲み取材でコンサートの感想、卒業のことなどを語った。

たくさんのファンの方々と目を合わせられた


――卒業コンサートを終えた心境。

卒業発表をしてから約半年がたったんですけど、今日のステージに立つまで全く自分が卒業するという実感が湧かなかったんです。でも、今日の公演を通してたくさんのファンの方々と目を合わせられて、今までの思い出がよみがえってきて、10年間本当に支えてくださったファンの皆さんのおかげで、私はこうして今日を迎えられたんだなと思って、とても感動しました。

普段は結構緊張しいなので緊張するんですけど、今日は不安な緊張よりも本当に心から楽しみたいっていう、自分自身にすごく期待をしていたのかなって思います。ステージも思う存分やりきれたんじゃないかなと思います。

歌って踊ることが本当に私の生き甲斐でもあり、大好きなことなので、機会があればぜひまたこういうステージも立てたらいいなと思います。

(客席は)ペンライトのカラーだったり、うちわだったり、ボードだったり、本当に私の名前でいっぱいでした。あと、誰と目を合わせてもちゃんとアイコンタクトが取れるという、本当に素晴らしいステージでした。本当にみんな私を見つめてくださって、ほほ笑みかけてくださって、それがすごく勇気づけられましたし、今後新しい道を進む私もすごく自信を持てるというか、(ファンの皆さんは)ありがたい存在だなと改めて実感しました。

自分を変えるきっかけとなったのは韓国でのオーディション


――約10年間の活動で一番思い出に残っていること。

本当に一つ一つの思い出がものすごく深かったんですけど、でも自分を変えるきっかけとなったのはやっぱり韓国でのオーディションだったりもして。本当に少しの勇気で自分も想像できなかったような未来が待っているんだなというのを、このアイドル人生で実感したことなので、これからも挑戦することを恐れずにたくさんの夢をかなえていきたいです。

――約10年間の中で大変だったこと。

もともと私は人と自分を比べてしまう性格だったので、必然的にやっぱり目に見えて誰かと比べてしまうこともあったんですけど、でもファンの皆さんの応援のおかげで自分自身も自分を愛せるようになりました。そういうのを受けたことで、今までの自分の人生を変えていくことになりましたし、今日のステージでも自分が一番だと思ってパフォーマンスできたと思います。貴重な経験だったのかなと思います。

――10年間で成長したなと感じること。

本当に子供で、チーム8のメンバーにも年下メンバーとして加入したので、年上の人にだったり大人の方々にたくさん迷惑かけたりとか、甘えちゃっていた部分はあると思います。でも、今はAKB48を引っ張っていきたいという思いが芽生えたり、グループのために頑張りたいという気持ちにもなれたので、考え方が成長したのかなと思います。