辰之助は、ボディーガードの仕事をおろそかにするつもりはなかった。父親の死の真相を知りたいという思いはあっただろうが、任務中には変わりなく、里夏の警護に集中すると告げる。
しかし、里夏は私なら大丈夫と強めに主張。そんな里夏に目を丸くして驚く辰之助。第1話に比べると里夏の態度は軟化していたが、あまりに強い口調で大丈夫と発言する里夏に、辰之助は不思議そうにしていた。
そんな中、湊らは、里夏に頼まれて外出したときのことを話し出す。里夏はどんなに大きな荷物を抱えていても、その荷物の中身が飛び出しても、「大丈夫です」を繰り返していたという。
そんな姿から、湊らは里夏が素直に助けてと言えないタイプだと分析。性格なのか、過去に何かあったのかと話し続ける湊らに、辰之助は何か考えている様子だった。
心配そうな辰之助を見て、“ラッコトリオ”の湊、村田(北村圭吾)、椎谷(今野浩喜)はニヤニヤしていた。湊らは、辰之助と里夏が仲よくなっていることが気になっていたようだった。
自分をいじり倒す湊らに腹を立て、「任務なので!」とすねた表情を浮かべる辰之助。いつか、辰之助が里夏にもこういった面を見せていくことになるかと思うと、湊らがはしゃぐのも無理はない。
一方、里夏はパラリーガルとして働いている美央(岡本夏美)が、辰之助にアプローチを仕掛けている姿を観察していた。甘いものを差し出す美央に辰之助は、甘いものが苦手だと回答。
しかし、里夏は、辰之助が朝食は甘い系のパンを食べていることや冷蔵庫にチョコバー、生チョコ、エクレアを常備していることを知っていた。“甘いもの好き”を隠す辰之助に対し、格好つけたなともらす里夏。
興味がない人物の行動や好きなものは意外と記憶に残らない。でも、里夏がちゃんと辰之助のことに関することを記憶しているということは、里夏にとって辰之助は、もうすでにただのボディーガードではない証拠だと思った。
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