韓国ドラマ「シンイ-信義-」(全33話)が、BS松竹東急(全国無料放送・BS260ch)にて2月8日(木)から毎週月~金曜の昼12時より放送される。高麗時代を舞台にした時代劇とラブストーリーが織りなす本作は、2012年に韓国で放送され、最高視聴率12.2%を記録。主演を務めたイ・ミンホが、同年のSBS演技大賞で“10代スター賞”を受賞したことでも話題になった本作のあらすじや見どころを紹介する。
ファンタジーやラブストーリーが盛り込まれている本作は、西暦1351年の高麗時代を舞台にした時代劇がベースになっている。主人公は、若くして即位した王・恭愍王(リュ・ドックァン)を護る近衛隊のリーダー、チェ・ヨン(イ・ミンホ)。
ある時帰国の途で王妃が刺客に襲われ負傷してしまう。侍医によると、あらゆる病を治すという伝説の“神医(シンイ)”でなければ命は救えないという。これを聞いたヨンは神医を探すために天界へと繋がる“天の穴”に入り込み、2012年のソウルへたどり着く。
そこで出会ったのは整形外科医のユ・ウンス(キム・ヒソン)だった。ウンスを神医だと勘違いしたヨンは彼女を無理やり高麗時代へと連れて行き、王妃の手術をさせる。現代とは全く違う環境に戸惑いながらもウンスはなんとか手術を成功させ、元の世界に帰ろうとする。
しかし元の世界への唯一の通り道だった“天の穴”が塞がれてしまい、さらに王の命令により現代へ帰れなくなってしまう事態が発生。落ち込むウンスに、ヨンは“必ず現代に帰す”と約束するのだった――。
本作の脚本を担当するのは、ペ・ヨンジュン主演のドラマ「太王四神記」やチソンのデビュー作「カイスト~天才たちの青春日記~」などを手掛けたソン・ジナ。視聴者を飽きさせないスピーディーなストーリー展開と、その間に垣間見られる心ときめく恋愛要素の演出に定評がある作家だ。
本作の見どころの一つと言えば、何と言っても主演を務めたイ・ミンホの存在。ミンホは今でこそ韓国を代表するベテラン俳優の一人だが、当時は25歳で、「花より男子~Boys Over Flowers」のク・ジュンピョ役(日本で言うところの道明寺司役)や、ドラマ「シティーハンター in Seoul」の出演で急成長を遂げ、勢いも人気もまさに“飛ぶ鳥を落とす勢い”の若手だった。
そんなミンホが本作で演じたのは、暗い過去を持つ近衛隊チェ・ヨン。護衛が仕事であり常に緊張感を持つ必要がある役どころのため、あまり笑顔を見せないのが特徴である。しかしそんなヨンがウンスと距離を縮めていき、ふいに笑顔を向ける姿が描かれていくことで、女性ファンが急増したのだった。
実際にネット上でも、「私の初恋は『シンイ-信義-』のイ・ミンホです」「チェ・ヨン役はイ・ミンホしか許しません」「チェ・ヨン役のミンホから目が離せない…かっこよすぎる」などの声が続出。まさに“沼落ち”する女性が後を絶たない状態となった。
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