JALカードweb動画の第2弾「楽しすぎるクレジットカードの支払い方」が好評公開中。ノーカットで撮影した映像の始まりと終わりを逆転させて再生するという、面白い趣向が話題を呼んでいる。
今回は“逆再生動画”でキレのいい動きを披露している岩永ジョーイにインタビューを敢行。昨年、16年ぶりに開催された「石原プロ次世代スター発掘オーディション」で準グランプリを受賞し、芸能界デビューを果たした注目の若手俳優である彼が、撮影の裏話をたっぷりと明かした。
動画の演出と振付を監修したダンスパフォーマンス集団「Quest Crew」のメンバー・HOKとの交流や石原プロに入社して1年がたった今の心境、俳優としての目標など、ジョーイ の素顔が垣間見える楽しいエピソードも紹介!
――今回のweb動画に出演することになった経緯をお聞かせください。
動画の演出と振付を監修している(小西)北斗さん(=HOKの名前で活動)からの電話がきっかけです。北斗さんとはすごく仲良くさせていただいているんですけど、急に連絡が来るということはあまりなかったのでびっくりしました。
しかも、ロサンゼルスからの電話だったんですよ。時間的に日本は夕方だったので、向こうは何時なんだろうって(笑)。その時に、JALカードのCMで日本人キャストを探していると言われて、「パッと思いついたのがジョーイだからやってくれないか?」って頼まれたんです。
その話だけだとどんな感じなのかよく分からなかったので「あ、あぁ」みたいなリアクションしかできませんでした(笑)。でも、北斗さんとだったら面白そうだからやってみたいなと。ロスの友達と日本で仕事ができる喜びとうれしさ、それと同時にどこか不思議な感覚があったりして。
いざ、フタを開けてみたら逆再生で映像が展開されるという難しそうな内容だったけど、どんどん興味が湧いてきました。
――撮影までの準備は大変でしたか?
今回は、ゼロから作っていった感じです。パフォーマーのオーディションもやりましたし、こんな技、こういう人を起用したいとか、僕も相談させていただきました。とにかく、考える時間が長かったですね。どういう動きが面白いのか、ずっと考えていました。
――作品の構成が決まるまで時間が掛かったということですか?
みんなでいろいろ考えた後に絵コンテが出来上がって、実際に動いてみたんですけど「イメージと違うな」とか「これ、意外と普通の世界でもできちゃう動きだね」って、逆再生した映像をチェックしていたら、直したい部分がたくさん出てきたんですよ。
頭で考えたものとの違いが結構大きかったんです。なので、ひたすら考えて作って確認。そして、また修正して作るの繰り返し。この試行錯誤は結局、本番ギリギリまで続いていました。
――実際に動いてみて分かったことも多かったんですね。
頭で考えている時は、すごい技だったり、すごい動きだと思っていたものが、逆再生してみると案外普通の見え方になったり するんです。例えば、バック宙は跳んで後ろに回転しますよね。これを逆再生すると、跳んで前に回っている動きになるんです。だったらわざわざ逆再生にする必要ないですよね。
だから、何か技をやるというよりはちょっとコケてみたりとか、物を落とすとか、本当にシンプルな方が面白く見える場合があるんです。もう、脳みそが焦げるぐらい、いろいろなことを考えましたよ(笑)。遊んでいる時にいいアイデアがひらめくこともあったりして。一秒、一秒が大事で、無駄な時間は一切なかったです。
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