“踊る次世代の裕次郎”岩永ジョーイ「自分の人生が180度変わりました」

2017/08/15 08:05 配信

芸能一般 インタビュー

「試行錯誤は結局、本番ギリギリまで続いていました」という


――ありがとうございます。ところで、ジョーイさんは石原プロに入社して1年ちょっとたちますが、この1年を振り返ってみていかがですか?

全ての現場や身の回りの出来事を鮮明に覚えている1年でした。自分の人生が180度変わりましたから、忘れることはできません。特に入社して最初に体験した「炊き出し」は、まさに“THE石原プロ”という感じで(笑)、舘(ひろし)さんや神田(正輝)さんと一緒に参加させていただいて、何もかもが初めてだったので無我夢中でした。

皆さん、本当に優しい方たちばかりで、分からないことがあると、すごく丁寧に教えてくださるんです。慣れないことばかりで緊張しましたけど、精いっぱいやらせていただきました。

――入社する前と後で、石原プロのイメージは変わりましたか?

入社する前は、やっぱり“石原軍団”というイメージが強かったです。でも、入ってみるとすごくファミリー感がある会社だなと。もちろん、最低限の礼儀や厳しい上下関係はありますけど、それ以外はとてもラフ。

事務所にも遊びに行くような感じで顔を出せるので、少なくても月に1回、多い時は週に1回は行って、先輩方と将棋を打ったりしています。

――事務所で舘さんや神田さんとばったりお会いすることはあるんですか?

それは、まだないですね。 今年の新年会ではお会いしましたが、事務所でばったりという機会はありませんね。どうしても、お二人にお会いするとなると心の準備が必要ですから。まだ、お会いできなくて良かった…あっ、いや、良くないですよ、すごく残念です(笑)。

――俳優として、映画「HiGH&LOW THE MOVIE 2・3」(8月19日/11月11日公開)や「デメキン」(2017年冬、公開予定)など、出演作が待機中ですが、ご自身の演技については?

まだまだ、分からないことだらけですね。ただ、芝居はすごく楽しいですし、現場にいる時間が大好きなんです。撮影前になると「早く現場に入りたい!」って思っています。作品ごとに現場の空気感が違うところが面白いですよね。「HiGH&LOW~」は出演者たちがみんなカッコイイんですよ。それぞれが、ちょっとしたしぐさや表情などを大事にしていて、とても刺激を受けました。

「デメキン」は、役者としてはみんな僕よりも先輩なんですけど同世代が多くて、1人1人が「誰にも負けない!」という思いを強く持って撮影に臨んでいる感じでした。僕は不良の役だったんですけど、みんなのテンションが上がっているから遠慮がいらないと言いますか、思い切り演じることができました。

男ばかりの現場ということもあり、撮影が進むにつれてどんどんみんなの精神年齢が下がっていくんですよ。制服を着たままバカ話で盛り上がったりして。僕は日本の高校生活を経験していないので、青春ってこんな感じなのかなと思いながら楽しくバカをやっていました(笑)。