藤巻は郡司の指示通り、本坊事務長には偽物を、郡司には本物の“ギフト”を渡した。その夜、本坊事務長から連絡が来た藤巻は、誰にも言わずに「アルカナム」にかけつけた。しかし、部屋に入ろうとした藤巻を郡司が呼び止める。そして「俺が交渉する」と一緒に部屋に入って行った。
そこにいたのは、経営コンサルタントの君島(高橋光臣)。君島が“ギフト”ビジネスのトップであることを確認した郡司は、今まで1本500万円で売っていた“ギフト”を1000万円と交渉。商談が成立し「乾杯しよう」とウイスキーを注ぐ君島に、郡司は警戒し、先に飲むように勧めた。
君島とその部下が一口飲んでしばらくすると、2人が胸を押さえて倒れた。そして首すじには黒ずみが…“ギフト”だ。今回のことは白鳥理事長に報告していないという郡司は、自分が理事長になるために忠誠を誓えと、藤巻と本坊事務長を脅す。「誰が本物の皇帝だ」と迫る郡司に「郡司先生です」と重々しく答える藤巻だった。
津田演じる郡司が、どんどん闇落ちしていく姿にくぎづけに。「郡司先生こそ『闇の皇帝』です!悪〜い顔、最高です」「皇帝・津田健次郎の爆誕」「津田さん本当ずっとカッコいい、声ももちろん最高にカッコいいけどダークな役柄も相まって本当に大人の色気がすごい」「郡司先生怖すぎる。フラグ立ったようだけど、郡司劇場もっと見たい」などと話題になり、SNSで「#郡司先生」がトレンドに名を連ねる。
さらに筒井演じる本坊事務長も、「真面目そうに見える事務長がギフトを売りさばいていたなんて本当にびっくりでした」「女と金にしか目がない本坊安直すぎて面白い」「ベクトルがずれてて話が通じないマッドな感じの本坊事務長の人物造詣をした作家さんすごいな」などと、杏梨に恋するあまりの言動がヤバすぎると反響を呼び、X(旧Twitter)で「#グレイトギフト」がトレンド入りした。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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