第5話では――
倫子(小芝風花)は、家治(亀梨和也)が側室のお知保(森川葵)へ御渡りしたことに、つらい思いを募らせる。幸せそうなお知保に倫子はうつむくことしかできない。
そんな中、家治はオランダ商館長を江戸城に招く折、もてなしに琴を披露したいと告げる。多くの者が名乗り出る中、「御台はどうだ」と促す家治にも倫子はうつむいたまま。すると、松島の局(栗山千明)の推挙もあり、お知保が名乗りをあげたことで、琴の演奏はお知保に任されることになる。
琴なら倫子も得意だと悔しがるお品(西野七瀬)だが、今の倫子は「上様がお知保を選んだ」と力なく返すだけだった。
お品は、倫子が優しすぎると猿吉(本多力)に愚痴をこぼす。そこに、貞之助(小関裕太)が通りがかり、お品にもっとゆっくり話がしたいと蔵の鍵を渡して、そこで待っていると告げる。
倫子を家治から遠ざけようとする松島、そして、暗い過去を持つ家治を脅して政治の実権を握ろうとする田沼意次(安田顕)のたくらみは続き、田沼は武家伝奏に久我信通(鈴木仁)を就任させた。
倫子は信通の姿に動揺し、家治も信通が倫子の手紙の相手だと気付く。田沼が倫子と信通は知り合いだろうと言うと、家治は、知り合いならこの後二人で話すが良いと口にする。倫子と話す機会を得た信通は、倫子に彼女の母親が病に伏せっていることを話す。そして、一緒に京に帰らないかと倫子に告げる。
――という物語が描かれる。
公式ホームページなどで公開されている予告動画は、突然目の前に現れた信通に驚く倫子の姿からスタート。信通は「倫子様…!京に一緒に帰りませんか?3日後の夜、お待ちしています」と告げる。“運命の再会”を果たした二人の姿の他、その様子に気付いた家治のわずかな表情の変化をとらえたシーンも映し出されている。
信通からの誘いに戸惑ったような表情を見せる倫子だったが、その3日後、倫子を探し回る女中たちの姿が。朝霧(華耀きらり)は「御台様をお探ししたのですが、どこにもお姿が見えず…」と焦りを隠せない様子だ。
そして、再び信通と会った倫子は、信通に「後悔はいたしません」と告げる。果たして倫子が下した決断がどのようなものなのか、気になる予告映像となっている。
第5話放送を前に、SNS上では「倫子様の言葉の意味が気になり過ぎる~」「運命の再会かあ…どうなるんだろう、心配」「4話は衝撃展開過ぎたから5話ではハッピーな家治様と倫子様の姿が見たいな…」「信通の登場でどんなドラマが展開されるのか楽しみ!」などの声が上がり、話題となっている。
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