第6話は――
腐った医療界を浄化すべく、明鏡医科大学付属病院の病理医・藤巻(反町隆史)に培養させた殺人球菌“ギフト”を悪用し、邪魔者の命を奪い続ける新理事長・白鳥(佐々木蔵之介)。
心臓外科医・郡司(津田健次郎)の裏切り計画もすべてお見通しだった白鳥は、そこに関わった事務長・本坊(筒井道隆)と会員制ラウンジのオーナー・杏梨(倉科カナ)、そして藤巻と共闘関係にある検査技師・久留米(波瑠)も制圧。医学系大学連合会議の議長選で勝つための裏金を作るため、杏梨が持つ闇ルートでギフトを売りさばくと宣言する。
さらに、藤巻の忠誠心を疑い始めた白鳥は、藤巻の妻・麻帆(明日海りお)にギフトを贈ると脅迫。だが、悪事に加担してまでも必死に守ろうとしてきた麻帆に裏切られ、離婚まで切り出された藤巻はもはや怯まなかった。
何を考えたか、今後は自らの意志でギフトを作ると宣言し、白鳥に“とんでもない交換条件”を出す。人が変わったかのように大胆不敵な振る舞いを見せる藤巻に、戸惑いを隠せない久留米。
そんな中、「すべてを終わらせる」と決意した藤巻に強力な味方が現れる。そして、藤巻はギフトによる連続不審死を捜査する警視庁の元刑事・神林(尾上松也)に、事件の全貌を密告。人目を忍んで神林・久留米と手を組み、白鳥を逮捕するために不可欠な確たる証拠を手に入れようと奔走する。
そして、絶好のチャンスが到来。ギフトの闇取引の日時が決定し、ここで一気に幕引きを図ろうと、藤巻らは白鳥に罠を仕掛ける。
さらに、真犯人が登場。「ギフトの創造者」を名乗る犯人から藤巻に電話が。果たして犯人の狙いとは。
――という物語が描かれる。
公式ホームページなどで見ることができる予告動画は、藤巻の元に「私は“ギフト”の創造者です」という真犯人と思われる人物から電話がかかってくるシーンからスタート。音声は機械音、通知も非通知だが、藤巻の表情から新たな展開“逆襲編”の始まりが感じ取れる。
そして、第5話ラストで白鳥から告げられた「ギフトの新たなステージ」。そんな白鳥の横暴に「すべて僕のせいにして終わらせる。違いますか?」「とぼけるな!俺の目を見ろ!」と藤巻が怒りをあらわにするも、白鳥は「随分な口をきくようになったな」と冷静に応え、2人が対峙(たいじ)する形に。
そんな中、藤巻と久留米は神林の元を訪ね「事件の全貌をお話します」と告げる。“警察と強力タッグ結成”というテロップ、「今ある証拠で白鳥理事長を逮捕できますか?」と問いかける久留米、神林の「証拠を得るために協力していただきます」という返答、「戦うしかありません。ギフトでやり合いましょう」という藤巻の覚悟により、第6話では新たな“ギフト争奪戦”の幕が開くようだ。
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