【遺留メモ6】上川隆也が「本当にすごいゲームだと思います」と絶賛したのは…?

2017/08/17 07:15 配信

ドラマ 連載

「遺留捜査」で糸村聡を演じる上川隆也


――それでは、好きなゲームソフトは何でしょうか?

今は間違いなく、Nintendo Switchの「ゼルダの伝説 ブレスオブワイルド」です。まだ途中までしかやっていないですし、本当に少しずつしかやれていないのですが、これは本当にすごいゲームだと思います。 

毎回プレイしながら唸らされているといいますか、「よく考えられている」とただただ感心するばかり……。うまくお伝えできないのですが、決して貶めるわけではなく、大概のオープンワールドゲームには、用意されているフィールドに「縛り」が存在するんです。

キャラクターに登壁するような能力が備わっていたとしても、「登れない建物」や「入れない施設」というような、いわゆるゲームサイドからの「やっていいこと」と「悪いこと」が用意されている。

その先のストーリーに破綻をきたしてしまうから、というのが一番大きな理由ですが、この「ブレスオブワイルド」というゲームには、ほぼその縛りがないんです。

目の前の壁が登れそうならそれは登れる壁ですし、行けそうな場所はあらかた行ける。極端な話、スタート地点からラスボスまで一直線に突き進んでも、腕さえあれば最後までいけてしまうし、問題がないような作りにもなっているんです。そんなことをしたら、僕などすぐにボッコボコにやられてしまいますが(笑)。

それ程、とてつもなく高い自由度が与えられているんです。プレーヤーは自分の能力と意思と戦略の組み立てで、いかようにもそのフィールドを攻略していける。

あまりにも選択肢が自由過ぎて、ちょっと迷ったりもするんですが、でも「次はここに行くと良いんじゃない?」という道しるべは当然用意されていて、それは見事なバランスと構成で世界が作られているんです。僕の冒険はまだまだ先が長いと思うんですけど、この先が楽しみで仕方ない。

あ、もちろんセリフを覚えてから遊ぶようにしています(笑)。