小泉孝太郎「街でも子供のしぐさを注視して、役作りの参考に(笑)」

2017/08/18 13:00 配信

ドラマ

金曜8時のドラマ「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~SECOND SEASON」主演の小泉孝太郎撮影=磯崎威志

――小泉孝太郎演じる究極のKY刑事と、松下由樹演じるベテラン刑事の迷コンビが難事件に挑む「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~SECOND SEASON」(テレビ東京系ほか)。ゼロ係と揶揄される窓際部署に所属する主人公の冬彦を1年半ぶりに演じる小泉は、この風変わりな刑事ドラマの撮影をとにかく楽しんでいる。

小泉:前シーズンですごく愛着を持てるキャラクターに出会えたと思っていたので、また演じられてとてもうれしいですし、撮影は楽しくて楽しくて仕方ないです(笑)

――冬彦は東大法学部卒のキャリアだが、突拍子もないヘンな刑事だ。

小泉:優秀な頭脳を持ってはいますが、少年のような部分の多い刑事です。だから、刑事ドラマになじまないように意識してます。子供っぽくもあるので、街でも子供のしぐさを注視して、冬彦の動きの参考にしたり(笑)。でも、それだけ独特のキャラなので撮影前は不安もありましたが、松下さんに会ったら、もうしっくり! 司令塔のような松下さんにバランスを取ってもらいながら、自由に演じてます

――松下をはじめとするゼロ係俳優陣とのアドリブや、新たに登場する小林稔侍若村麻由美駿河太郎らとのやりとりも見どころだ。 

小泉:アドリブは必ずどこかで誰かが言ってるんですが、それぞれ自然に返していて、やり過ぎることもなく、さじ加減が絶妙なんですよ。そして、今シーズンから小林稔侍さんら“サスペンスチーム”も加わります。大杉漣さんたちと勝手に名付けたのですが(笑)、相反するサスペンスチームとゼロ係の対峙が面白いですよ。あと第1話で発見された白骨死体が、意外な展開を見せていきます。僕自身、面白く感じたので、最終話まで楽しんでいただけると思いますよ