山崎紘菜が主演、飯島寛騎、小笠原海(超特急)共演のドラマ「御社の乱れ正します!」(毎週火曜夜9:00-9:30、BS-TBS)が4月2日(火)よりスタートする。同ドラマは、樹ユウマによる電子コミック「御社の不倫の件~絶対に別れさせます~」が原作の“不倫成敗ドラマ”。このたび、WEBザテレビジョンでは、身勝手な不倫で周囲に迷惑をかける男女の仲を鮮やかな手口で別れさせるプロ・三枝玲役の山崎、玲のトラップに華麗なスルーパスをする鹿妻新役の飯島、依頼を受ける窓口となるバーの店主・ガンちゃん役の小笠原にインタビューを実施。まだクランクイン前だという3人に台本を読んだ感想や、互いの印象などについて聞いた。
BS-TBSでは2022年から放送していたドラマ枠を火曜夜9時に「火曜ドラマ9(ないん)」と銘打ってゴールデンタイムに進出。地上波にはないディープな作品を放送してきた同局が、ドラマの放送時間を早め、より幅広い視聴者へのアプローチを目指す。
その第1弾となる今回は、電子コミック戦国時代に現れた新ジャンル“不倫マンガ”を実写化。対象者に近付き、美貌と頭脳を駆使し不倫を解消させる主人公・玲を筆頭に、新、ガンちゃんら個性豊かな「オフィスAIRクリーニング」の面々が、社内不倫カップルをじりじりと追い詰め、華麗に成敗していく。
――台本を読んでみての感想を教えてください。
山崎紘菜(以下、山崎):心地いい爽快感があり、楽しく拝読させていただきました。今から玲を演じるのが楽しみです。
飯島寛騎(以下、飯島):スリルやテンポ感が、全体的に読みやすくて。あとは我々が演じる「オフィスAIRクリーニング」チームの一体感が魅力的で、“これからやってやるぞ!”というワクワク感があるので、この3人でどうやって作っていこうかなと考えながら読みました。
小笠原海(以下、小笠原):お話をいただいてから原作も読ませていただいたのですが、サクサク読んでしまって、ページをめくる手が止まらなかったです。
この3人でどう面白く味付けしていけるかワクワクしていますし、僕が演じるガンちゃんは原作とはまた違うキャラクターになっているので、僕らしさも出しつつ、ドラマを見た方が「じゃあ原作はどうなっているんだろう?」と原作に帰着できるようなドラマにできたらいいなと思います。
――今回のように原作のある作品の実写化に携わる際、皆さんはどのようにアプローチをするのでしょうか?
飯島:作品によると思います。制作側と原作者さんの意見を聞いた上でかみ砕いて、ご提案させていただくことはありますが、一つでも何かが違えば作品が崩れてしまうと思っているので、演じる上で気を付けるようにしています。
小笠原:今回の作品でいうと原作を読み込んだというよりは、いち読者として純粋に楽しませていただいたという感覚が強いです!