本作でグァンハンとならびW主演の一角を担った清原は、「バイクの2人乗りをしたのが初めてで少し怖かったんですが、グァンハンさんの運転が上手だったのでとても安心して乗れました。アミもここ(ジミーが運転するバイクの後ろ)で、階段を一歩ずつのぼっていくようにジミーへの気持ちを募らせていたんだろうなって思います」とコメント。
また、清原とグァンハンは撮影中、互いに中国語と日本語を教え合っていたそうで、清原が中国語で「あなたはとてもカッコイイですね」と話すと、グァンハンも「とてもきれいですね」と流ちょうな日本語を披露。さらに、清原が「グァンハンさんはとても優しくて紳士的で、現場でもグァンハンさんがそばにいてくれるから頑張ろう!と思えるような、温かい存在でした」と語ると、グァンハンは照れくさそうに笑いながら「ありがとね」と日本語で答えた。
本作の映画化を企画したチェンは、「プロデューサーという大役は初めての試みで、新しい挑戦ばかりでとても面白かったです。企画段階からとても長い年月をかけて作ってきましたので、今日は少し緊張しています」と緊張をのぞかせつつ、「シュー・グァンハンさんと清原果耶さん、そして素晴らしい俳優陣が出演し、とても良い映画になりました」と本作への自信を見せた。
最後に、藤井監督は「僕にとって本当に特別な作品が、台湾の皆さまの特別な体験になるように、愛情をもって作りました。この映画が長く広く皆さまに伝わることを願っています」とコメントし、会見を締めくくった。
その後、大勢のファンを前に行われたプレミアイベントには、台湾キャスト陣もそろい、大盛況のイベントとなった。