反町隆史が主演を務めるドラマ「グレイトギフト」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の最終話が3月14日に放送。佐々木蔵之介演じる白鳥理事長が“ギフト”に取り憑かれサイコみが増していくも、失意の中奮起し向かった手術後の姿に「グッときた」「泣けた」と話題となっている。(以下、ネタバレを含みます)
本作は、「ラストマン-全盲の捜査官-」(2023年、TBS系)や「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(2021年・2023年、TBS系)などを手掛けた黒岩勉氏が脚本を務めるオリジナル作品。完全犯罪を可能にする殺人球菌“ギフト”をめぐるノンストップサバイバル医療ミステリー。
反町が優柔不断でうだつの上がらない大学病院の病理医・藤巻達臣を演じ、世にも恐ろしい球菌“ギフト”を発見し人生が激変していく姿を描く。ほか、波瑠、明日海りお、小野花梨、盛山晋太郎(見取り図)、坂東彌十郎、津田健次郎、倉科カナ、筒井道隆、尾上松也、佐々木らが出演し、JUJUの「一線」が主題歌となっている。
白鳥理事長(佐々木)は真犯人とタッグを組み“ギフト”の販売再開を決める。さらに「これからは徹底した恐怖で支配する」と、真犯人の指示で味方につけていた郡司(津田)の妻・佳澄(西原亜希)を“ギフト”で殺害。藤巻(反町)や久留米(波瑠)に、自分たちに従うように言う。“ギフト”に取り憑かれた白鳥理事長のサイコさが増していく姿が恐ろしい。
白鳥理事長が藤巻と久留米を殺害しようとしたが、すんでのところで、郡司、本坊事務長(筒井)、神林(尾上)に裏切られ制止される。さらに警察が入ってきて逮捕されることになったが、その前に神林の娘の手術をすることに。無事手術が成功し、神林からお礼を言われた白鳥理事長の「ありがとうって言ってもらえるだけで、昔は十分だったんですけどね」の言葉に心が揺さぶられる。
高みを目指すためどんどん“ギフト”に取り憑かれていった白鳥理事長が、医者として、人として、理性を取り戻す姿に「憑き物が落ちて白鳥理事長が『人間』に戻る感じはグッときた」「あんなにヤバい目つきしてた白鳥理事長が医者の眼差しに戻っていたのはゾワッとしました」「昔はありがとうって言われるだけでよかったのにって呟きで泣けた」などと反響を呼んでいる。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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