――他にも本作にはさまざまな“韓国恋愛あるある”が登場し話題になっています。
韓国人スタッフさんから聞いたエピソードで特に衝撃的だったのが、携帯でのメッセージのやり取りの量。少し携帯を見ていないだけで、たくさんの通知が来ているそうで…。ジョンヒョプさんは共感していないこともあったので、人それぞれなんだと思うのですが、恋愛における熱量がすごいなと感じました。
一つ“これはうれしいな!”と思う出来事があって。バレンタインの日にスタッフさんにチョコレートを用意していて、ジョンヒョプさんのマネージャーさんにもチョコレートをお渡ししたんです。以前抹茶が好きだとお聞きしていたので、抹茶フレーバーのものをお渡ししたら、まず「うわあ!」というリアクションから始まって、箱を開けたら「僕が抹茶好きってなんで知っているんですか!?」と(笑)。
「前におっしゃっていたので」と伝えると、「覚えていてくださったんですか!こういうのは目の前で食べた方がいいんです、わ!こんなチョコレート食べたことがない!!」と喜んでくれたときに“これはうれしいな”と思って、印象に残っています。
――本作には魅力的な男性キャラクターが多数登場しますが、二階堂さんご自身は誰派ですか?
いい質問ですね…私は完全に誠(志らく)さんです。優しくそっと見守ってくださるところがすてきだなと思いました。
コミュニケーションって言葉だけじゃない部分もあると感じますし、志らくさんのお芝居にハッとさせられることがたくさんあって。志らくさんとはまとめて撮影する機会が多かったのですが、表情や体は全く動かしていないのに、噺家の方だからか言葉に乗っている感情がすさまじくて…。
第一声で「侑里」と名前を呼ばれたときに、誠さんの優しさを全身で感じて温かい気持ちになりましたし、侑里はこの優しさを感じ続けてきたから、人に優しくありたいという気持ちを大事にできたんだろうなと。誠さんは達観していて、すごくかっこいいと思っています!
――制作発表の時に最近覚えた韓国語として「スルマシゴシプタ」(意味:お酒飲みたい)を挙げていましたが、他によく使う韓国語はありますか?
最初に覚えた韓国語は、「ペコパ」(意味:お腹すいた)だったんです(笑)。現場でも「ペコパ」はよく言っていますね。
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