ステファニー・ベアトリス“クワイエット”が最大のピンチに…激しいカーアクションを繰り広げる<ツイステッド・メタル>

2024/03/25 18:00 配信

ドラマ 動画 レビュー

Hulu「ツイステッド・メタル」より(C) 2023 Sony Pictures Television Inc. and Universal Television LLC. All Rights Reserved.

アンソニー・マッキーが主演を務めるアクションコメディ「ツイステッド・メタル」シーズン1(Huluで全話独占配信中、全10話)。第5話ではクワイエット(ステファニー・ベアトリス)がストーン(トーマス・ヘイデン・チャーチ)への復讐を試みるシーンが描かれた。本記事では、考察を踏まえながら第5話を振り返る。(以下、ネタバレを含みます)

「ツイステッド・メタル」とは


「ゴッド・オブ・ウォー」シリーズのクリエイター、デイビッド・ジャッフェ氏が手掛ける、PlayStation(R)の伝説的カーアクションゲームを映像化した本作。物語の舞台は、あるバグが世界中のコンピューターを破壊し、荒廃した終末世界。都市が巨大な壁を築き、安全な中の世界“インサイド”と、危険な外の世界“アウトサイド”に分断される中、運び屋のジョン・ドウが“インサイド”での生活を送るため、アメリカ3431kmを横断して危険なニューシカゴへ荷物を届けるというストーリーだ。

本作は2023年7月にアメリカの動画配信サイト「Peacock」で配信されると、2週間で“Peacock史上最も視聴されたコメディシリーズ作品”として新記録を樹立。海外の映画批評サイト「Rotten Tomatoes」でも高評価を獲得し、すでにシーズン2の制作も決定している。

本作の製作総指揮を手掛けるのは、映画「ゾンビランド」や「デッドプール」の脚本家としても知られるレット・リース氏とポール・ワーニック氏。また出演者には、「アベンジャーズ」シリーズのファルコン役で知られるアンソニー・マッキーが主演のジョン・ドウ役を務めるほか、彼の相棒・クワイエット役には「ブルックリン・ナイン-ナイン」などに出演するステファニー・ベアトリスが抜擢されている。

またニュー・サンフランシスコの最高責任者・レイヴン役は、「スクリーム」シリーズで知られるネーヴ・キャンベルが担当し、原作のゲームにも登場する殺人ピエロのスウィート・トゥース役は、プロレスラーのサモア・ジョーが担当。そして「ボージャック・ホースマン」出演のウィル・アーネットが、スウィート・トゥースのボイスキャストを務める。

ちなみに吹替版では、杉田智和朴璐美千葉繁内田直哉といった実力派声優陣が各キャラクターの声を担当している。

ジョンのもとを離れ、1人でトピーカへ乗り込むクワイエット


目的地のトピーカまであと5キロとなった時、クワイエット(ステファニー・ベアトリス)はジョン(アンソニー・マッキー)に対して、「私はトピーカまで歩くから、ジョンは1人でニュー・シカゴを目指して」と告げる。それに対してジョンは“クワイエットを無事送り届ける”と伝えるのだが、なぜかクワイエットはジョンの想いに反し、彼に毒を盛ってその場を後にするのだった…。

一方、トピーカにはストーン捜査官(トーマス・ヘイデン・チャーチ)が待ち構えており、地図屋とジョン、クワイエットを血眼で探していた。部下たちにも、「今週末までに奴らの死体を庁舎のロビーにつるせ」と指示を出すストーン。

そんな中、トピーカの捜査官の車にそっと乗り込んでいたクワイエットは、車が検問所を突破した瞬間に車を乗っ取り、捜査官のふりをしてストーンを探し始める。

その頃、フーバーダムでは捜査官を裏切ったステュー(マイク・ミッチェル)が処刑されようとしていた。すると、そこへスウィート・トゥース(サモア・ジョー)が乱入。待合室にいる捜査官を虐殺し始める。そしてスウィート・トゥースはひょんなことからステューと親しくなり、“居場所がない者同士”2人で行動することを決めるのだった――。