4人で下校中、光が美波をイチゴパフェを食べに誘い、残された凌と千花は2人きりになる。昨日、知花は凌に振られ、2人の間には気まずい空気が流れる。
千花が空気を払拭するように「何?」と聞くと、凌は「倉庫、来てくれて良かったなって」と凌が言い、「逆だね。前は私が心配してたでしょ」と苦笑する千花。
千花は「もう、ギクシャクしないでよね」と笑うが、凌は無理だと言う。千花が友だちに戻らないかというと、俺たちいつ友だちじゃなくなっったのかという凌。千花が「昨日のことを覚えていてくれていいから、いつも通り、私たちは友だち」というと、凌は静かに「うん」と頷く。千花は安心したように頷き返して歩き始めるのだった。
心の傷を抱えながら、明るく振る舞おうとする千花を見ていると切ない気持ちになった。
◆構成・文=牧島史佳
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