深田竜生“凌”に振られた吉田美月喜“千花”が明るく振る舞おうとする姿が切ない<マイストロベリーフィルム>

2024/03/27 20:01 配信

ドラマ レビュー

知花「いつも通り、私たちは友だち」


4人で下校中、光が美波をイチゴパフェを食べに誘い、残された凌と千花は2人きりになる。昨日、知花は凌に振られ、2人の間には気まずい空気が流れる。

千花が空気を払拭するように「何?」と聞くと、凌は「倉庫、来てくれて良かったなって」と凌が言い、「逆だね。前は私が心配してたでしょ」と苦笑する千花。

千花は「もう、ギクシャクしないでよね」と笑うが、凌は無理だと言う。千花が友だちに戻らないかというと、俺たちいつ友だちじゃなくなっったのかという凌。千花が「昨日のことを覚えていてくれていいから、いつも通り、私たちは友だち」というと、凌は静かに「うん」と頷く。千花は安心したように頷き返して歩き始めるのだった。

心の傷を抱えながら、明るく振る舞おうとする千花を見ていると切ない気持ちになった。

◆構成・文=牧島史佳