――くっきー!さんの中でどのような衝動があって、製作活動に取り組むのでしょうか?
衝動!? いやいや、ネタは「新ネタやるから作ろうか」というレベルだし、自発的にやることって基本的に趣味以外ないんで。仕事に関しては、誰かに「やれ」と言われるからやるだけです(笑)。音楽は趣味ですけど。
――今回の作品は、どちら寄りですか?
仕事と趣味、混ざっているんじゃないですか。ちゃんとせなアカンとこもありつつ、好きなようにやっているところもあるので、ムズいですよね。大喜利を立たせるためには、ホラー部分はめちゃめちゃ怖いほうがいいじゃないですか。でもウズウズしてもうて、つい変な曲を入れたり、佐津川さんの変な顔で止めたりとかやっちゃうんですよ(笑)。悪い癖です。
――新しいことにチャレンジし続けていますが、今後やってみたいことは?
映像ならやっぱり、長い作品を作ってみたいですね。あとベタなところで、MVとか。感動するような曲…、一青窈さんのMVとか作ってみたいです。長い映像に関しては、そもそも僕が作るものってネタにしろ絵にしろ、パキッと明るいものがなくて、なんかドロッとしているんです。餡がかかっているというか、とろみがついているというか(笑)。だから長い映像でもパキッとしたものは作れないと思いますが、バッキバキの中高生の恋愛ものとか作ってみたいですね。
――その作品にキャスティングしてみたい人は?
やっぱり芦田愛菜ちゃんかな。もしくはさくらまやちゃん。マナ、マヤ、あとはマナカナで(笑)。
――最後に、『呪家』で爆発しているくっきー!ワールドへお誘いのメッセージをお願いいたします。
きゃない、きゃない、見るっきゃない!
◆取材・文/篠崎美緒
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