「昔の日本人に今の日本人がバカにされているような感覚」小籔千豊ら追加出演者発表<もしも徳川家康が総理大臣になったら>

2024/04/09 17:56 配信

映画

「もしも徳川家康が総理大臣になったら」新キャストが発表(C)2024「もしも徳川家康が総理大臣になったら」製作委員会

浜辺美波が主演を務める、7月26日(金)公開の映画「もしも徳川家康が総理大臣になったら」の追加キャストとして、梶原善足立英小籔千豊酒向芳の出演が発表された。追加キャスト4人と浜辺からコメントが届いた。

「脂多め、味濃いめ、麺かた、全部乗せのラーメンみたいな内閣」


眞邊明人原作の同名小説(サンマーク出版)が映画化された本作。2021年に出版された原作は、「キャッチーな設定で面白い!」と話題になり、ビジネス小説にもかかわらず14万部超えを記録し、コミカライズもされたヒット作品だ。

メガホンを取るのは、「テルマエ・ロマエ」(2012年)や「翔んで埼玉」(2019年)など、数々のコメディー実写化を手掛ける武内英樹監督。そして、テレビ局政治部の新人記者として、最強内閣のスクープを狙う主人公・西村理沙を浜辺が演じる。歴史的偉人の中から、内閣官房長官・坂本龍馬を赤楚衛二、経済産業大臣・織田信長をGACKT、財務大臣・豊臣秀吉を竹中直人、内閣総理大臣・徳川家康を野村萬斎が演じる。

さらに、偉人内閣を構成するキャストとして、観月ありさ長井短江口のりこ高嶋政宏池田鉄洋小手伸也音尾琢真山本耕史が出演。武内監督が「言うなれば脂多め、味濃いめ、麺かた、全部乗せのラーメンみたいな内閣」とコメントを寄せるほどの個性が強すぎる最強ヒーロー内閣が誕生する。

そして、歴史上の偉人達に負けじと存在感を放つ現代人役の新キャスト4人の情報が発表された。理沙の上司であり、テレビ局政治部部長・森本慶一を梶原、財務省官僚として、豊臣秀吉、石田三成と共に「太閤給付金」政策を担う吉田拓也役を足立、情報バラエティー番組で偉人内閣の政策に容赦なく鋭く切り込んでいく辛口司会者・島川徹役を小籔、偉人内閣に一番近い存在であり、彼らをまとめる日本党幹事長・御子柴学役を酒向が務める。

「もしも徳川家康が総理大臣になったら」あらすじ


時は2020年、コロナウィルスが猛威を振るい日常を奪われた日本。国内どころか世界中が大混乱に陥る中、首相官邸でクラスターが発生、あろうことか総理大臣が急死してしまう。そこで政府が実行した最終手段、それは「AI・ホログラムにより歴史上の偉人たちを復活させ、最強内閣をつくる」という前代未聞の計画だった。

総理大臣を託されたのは、“江戸幕府を作り上げた伝説の男”徳川家康(野村)。そして、日本史に燦然と輝く大スターたちが議員バッジをつけ内閣に参加。官房長官を“幕末の風雲児”坂本龍馬(赤楚)、経済産業大臣は“最強にして最恐の革命家”織田信長(GACKT)、財務大臣を“空前の成り上がり者”豊臣秀吉(竹中)の他、紫式部(観月)、聖徳太子(長井)、北条政子(江口)、徳川吉宗(高嶋)、徳川綱吉(池田)、足利義満(小手)など通称「偉人ジャーズ」によるドリームチーム内閣が誕生する。

圧倒的なカリスマに加え、政策を推し進める“えげつない”実行力に人々は行天し、日本中が熱狂していく。そんな中、女子アナ志望の若手テレビ局員・西村理沙(浜辺)は、スクープを取ろうと政府のスポークスマンである坂本龍馬に近づくが、ひょんなことから偉人ジャーズの活躍の裏に渦巻く黒い思惑に気付いてしまう。