深田竜生“凌”が矢花黎“光”と友だちのままでいることを選ぶ姿が切な過ぎる…「滝量の涙が出た」の声<マイスト 最終回>

2024/04/09 19:36 配信

ドラマ レビュー

「マイストロベリーフィルム」最終話では、深田竜生“凌”や矢花黎“光”らが追い求めていたフィルムの謎が明らかに(C)「マイストロベリーフィルム」製作委員会・MBS

深田竜生(少年忍者)、矢花黎(7 MEN 侍)、田鍋梨々花吉田美月喜がクワトロ主演を務めるドラマシャワー「マイストロベリーフィルム」(毎週木曜深夜1:29-1:59ほか、MBSほか)の最終話が4月4日に放送された。凌(深田)が光(矢花)と友だちのままでいることを選んで光の手を握る姿が描かれ、切なくて胸が熱くなった。SNSでも「凌くんの最初で最後のわがままを聞いて滝量の涙が出た」「凌切なすぎる…惚れた側の弱み…」「最後の手繋ぎシーンが非常に尊い」と視聴者の感動のコメントが寄せられた。(以下、作品のネタバレを含みます)

「マイストロベリーフィルム」とは


同作は、フィルムを通じて交錯する4人の高校生の思いを描く青春ドラマ。端正な容姿で注目を集めているが目立つことは苦手、かつ音楽作りが趣味の市川凌を深田、コミュニケーション力は高いが調子に乗りやすく、夢中になれるものが無いことが悩みの遠山光を矢花、フィルムの美少女・村崎美波を田鍋、バトミントン部所属で活発な性格の、古道具に詳しい中村千花を吉田が演じる。

さらに凌、光、千花が通う高校の教師・松岡役に小島聖が配役され、厳格な雰囲気の中にどこか寂しさを覚えるたたずまいで、青春できらめく高校生たちの世界にスパイスを加える。

4人のそれぞれ思いが複雑に交錯する


高校2年生の凌、光、千花は秘めた感情を抱えながら、一見平穏な高校生活を送っている。ある日、光と千花は校内の古びた倉庫で8mmフィルムを見つける。映写機に映し出された美しい少女に魅了された光は、凌と千花を巻き込んで校内で聞き込みを始める。そんな中、凌、光、千花の前にフィルムの少女・美波が転校生として現れる。

やがて、凌の気持ちに気付いた光は、出会った頃のことを思い出す。音楽作りに一途な凌は、飽き性の光にとってまぶしい存在だった。一方、フィルムを見つけたことで変わってしまった友情関係を憂う千花の様子を見て、美波は複雑な心情を抱く。

SNSのメッセージによって夜の倉庫に集められた凌、光、美波、千花、そして松岡。美波の口からフィルムに関する真相が語られる。そこには亡き美波の母と松岡の淡く切ない思いが詰まっているのだった。