第1話は――
東京第一銀行羽田支店の窓口係を務める花咲舞は、ある日突然、人事異動を言い渡された。異動先は本部の支店統括部臨店班。相棒の相馬健のやる気がないのは気になるが、エリート女性行員、昇仙峡玲子(菊地凛子)に憧れを抱いた舞は、本部への大抜擢!と大張り切り。
最初の臨店先は、古巣の羽田支店で、苦手な先輩・根津京香(栗山千明)と再会。臨店の仕事とは支店で起きた小さな問題の解決と指導、皆から嫌われる、誰もやりたがらないものだと知り、舞はショックを受ける。1日目の終わり。舞が暮らす実家の1階で叔父の花咲健(上川隆也)が営む居酒屋で、舞はビール片手に、その日の愚痴を健にぶつける。
がっかりしながら迎えた臨店2日目。臨店班宛に、羽田支店の藤枝支店長(迫田孝也)と取引先である株式会社エトランの癒着の調査を求める内部告発のメモが届く。送り主はこの支店の誰かに違いない!と舞と相馬は行員たちに聞き取り調査をすることに。昨年までエトランの融資担当をしていた根津に話を聞く中で、舞は根津が何か知っているのではないかと察するが、支店長のイエスマンである根津は、「存じません」の一点張りで話にならない。
根津の態度を不審に思いながらも、聞き取りを終えた舞たちは、エトランのクレジットファイルを確認。決算書類を見ていくうちに、藤枝が支店長になって間もなく、業績に見合わない2億円もの融資を実行していたことを発見。更に、そのすぐ後に、1千万円の不審な外注費が支払われていることが判明した。
告発文の真相に近づいているようだが、書類を見る限り、これ以上のことはわからない。すると舞は「直接聞いてみるしかないってことですよね」と、支店を飛び出し…すぐ諦める相馬健と、絶対に諦めない花咲舞の臨店班コンビが銀行のトラブル解決に動き出す。
――という物語が描かれる。
公式ホームページなどで公開されている予告動画では、「今日からお世話になります。花咲舞です!」と舞が元気にあいさつするシーンからスタート。舞とともに働くことになる相馬は「見ざる聞かざる言わざる、それが臨店の極意だ」と語る。
頭取候補の昇仙峡から「あなた一人が頑張ってもこの銀行は変わらない」と言われる舞は、相馬からも「ここで正義を求めたって無駄だ。この銀行は花咲が思っているよりずっと闇が深い」と言われてしまう。しかし、舞は立ち上がり「お言葉を返すようですが」と銀行の悪事に真正面から向かう。「黙れ」と言われても「黙りません!」と力強く返す姿が描かれ、「やってやろうじゃないですか」と意気込む姿で動画は締めくくられている。
視聴者からは「どんな逆境にも立ち向かう花咲舞の活躍楽しみ」「美桜ちゃんかっこいい」「新ストーリーに期待!」と放送を心待ちにする声があがっている。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)