和田正人「牧野に近い人がいないかなと思って」新宿二丁目でお勉強したと告白

2017/08/30 07:00 配信

ドラマ インタビュー

元子の通う美容院の店長・牧野を演じる和田正人(C)テレビ朝日

第1話で11.7%、第2話では初回を上回る12.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の視聴率を記録し、ここまで放送された第6話まで2桁をキープ中のドラマ「黒革の手帖」(毎週木曜夜9:00-9:54テレビ朝日系)。

武井咲が夜の銀座を舞台に野望に燃える若きママ・原口元子を演じ、“黒革の手帖”を盾に頂上を目指す姿を描く。

そんな本作にて、元子が通う美容室で、元子に有益な情報を提供する“心は女”な店長・牧野を和田正人が演じている。登場人物全員が“悪人”の中で、まだ悪人の顔を見せていない和田に、役どころや久しぶりの共演となる武井の印象などについて話を聞いた。

――まずは、「黒革の手帖」出演のお話を聞いたときの心境から教えてください。

僕がちょうどこの仕事を始めたくらいの時に、米倉(涼子)さんの「黒革の手帖」(2004年、テレビ朝日系)が放送されていて、何となく「重厚なドラマだなぁ」と思って見ていたのがとても印象的です。

あの頃から13年くらいたって、まさかあのドラマに自分が出てくることになるとは…!って、驚きと喜びがありました。

それに、米倉さんが女優として大きく羽ばたかれるきっかけになったドラマでもありますし、今度は武井咲さんが主演されるということで、きっと武井さんにとっても代表作の一つになると思っています。

だからこそ、武井さんを支える一つの役としてのプレッシャーを感じましたね。

――元子とは美容師としても、情報を与える存在としても関わっていく牧野ですが、どんな人物だと捉えていますか?

牧野は、“心が女性”の美容師ですよね。

まず「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」(2016年、日本テレビ系)で、牧野に近い設定の役をやらせてもらったので、続いたなぁという印象がありました(笑)。

そのときは、演じていて自分の中でしっくりいってない感覚が大きかったです。でも、このような役も2回目ともなれば、その違和感も徐々に薄れて、わりとすんなり演じられている印象です。