――現場でキャストの方と距離を縮めるために意識してやっていることはありますか?
イジるじゃないですけど、突っ込んだりしますね。先日も「オールスター感謝祭」(TBS系)の時に、毎回CM前に流れるメロディーを5時間ほど聞き続けていたので、生見さんと「明日も耳に残りそうだね」という話をしていて。そしたら生見さんが「ノロウイルスですね」って言うから「それってノイローゼのこと?」と指摘しました(笑)。
神尾くんも「僕は利き目を右から左に変えたいんです」とか言っていたので、「えっ、それどういうこと!?」って突っ込んだり。ちょっと変わった子が多いんです(笑)。
――火曜ドラマへの出演は「家政夫のナギサさん」(2020年、TBS系)以来約4年ぶり。今作ではメインキャストは年下の方ばかりですが、現場での在り方に変化はありましたか?
あまり年齢で人を見ないようになったなと思います。自分より若いからとか、年上だからという考えはなくなったかもしれません。
――プライベートなどでも特に交流のある先輩や後輩はいらっしゃいますか?
先輩でいうと、長谷川博己さんは気にかけてくださっています。「オールスター感謝祭」の日に久しぶりにお会いしたのですが、すごくうれしかったです。“バラエティー番組出るんだ!”と思いましたし、意外と楽しんでいてびっくりしました。頼ってくれる後輩でいうと、事務所の後輩でもある東啓介はまめに連絡をくれますね。
――本作への出演が決定した際のコメントで「僕自身が10代、20代のときにみんなに好かれよう、嫌われたくないといい顔をして悩んでいた当時の思い出がフラッシュバックしてきた」とありましたが、そのような考え方から脱却できたきっかけを教えてください。
具体的なきっかけはないのですが、いろんな経験を積んで、年を重ねたからだと思います。人と比べるのに疲れてしまったのもあるかもしれません。
人と自分を比べたり、みんなに好かれようとしていた時期に、“だいぶ無理をしているかもしれない”と自覚してから、いつの間にか自分自身を大切に、そしてうそつかずに生きていきたいなと思うようになっていて…具体的に何かあったというよりも、徐々に変化していきました。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)