長谷川博己“明墨”のどんな手を使っても“無罪”を勝ち取ろうとする姿勢に「振り切った感じが最高」と絶賛の声<アンチヒーロー>

2024/04/17 12:00 配信

ドラマ レビュー

新日曜劇場「アンチヒーロー」がスタート(C)TBS

長谷川博己主演の日曜劇場「アンチヒーロー」(毎週日曜夜9:00-9:54※初回は夜9:00-10:19、TBS系)の第1話「Episode 1 -接点-」が4月14日に放送された。同ドラマは、長谷川が7年ぶりに日曜劇場で主演を務める、日本の司法組織を舞台とした“逆転パラドックスエンターテインメント”。「正義の反対は、本当に悪なのだろうか」ということを視聴者に問い掛け、スピーディーな展開で次々と常識を覆していく。第1話は、弁護士の明墨(長谷川)が町工場の社長殺人事件の被告人を“無罪”にすべく動き出す。(以下、ネタバレを含みます)

“アンチ”な弁護士を演じる長谷川博己をはじめ、個性派俳優が大集結


長谷川は「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士を演じ、主人公と同じ法律事務所で働く同僚弁護士役で北村匠海堀田真由、パラリーガル役で大島優子、東京地方検察庁の検察官役で木村佳乃、検事正役で野村萬斎が出演。

さらに、7作目の日曜劇場出演となる相島一之、「小さな巨人」(2017年)にて長谷川と共演歴のある神野三鈴のほか、小松利昌近藤公園松角洋平馬渕英里何宮尾俊太郎山本浩司吉永秀平と名バイプレイヤーが集結。

また、林泰文安藤彰則井上肇内村遥河内大和迫田孝也須田邦裕砂田桃子高木勝也谷田歩珠城りょう馬場徹和田聰宏渡辺邦斗が「VIVANT」(2023年)以来の日曜劇場出演となる。

そのほか、近藤華山下幸輝渡邊圭祐沢村玲十文字陽菜田中真琴搗宮姫奈諸星すみれといった若手俳優陣や、各方面で活躍中の朝夏まなと一ノ瀬ワタルs**t kingz小栗基裕田島亮浪川大輔早見あかり前原瑞樹水野勝が日曜劇場に初出演。

主題歌は、今春デビュー5周年を迎えたmiketの「hanataba」。メインテーマは、「ソードアート・オンライン」シリーズや「鬼滅の刃」シリーズの劇伴を手掛け、海外でも高い評価を得ている作曲家・梶浦由記が担当。

証拠と証言がそろっている事件だが、明墨が狙うのは“減刑”ではなく“無罪”


第1話で明墨が取り扱うのは、町工場で起きた殺人事件。被害者は社長の羽木朝雄(山本)で、被告人は従業員の緋山啓太(岩田剛典)。第一発見者は同従業員の尾形仁史(一ノ瀬)で、工場にメガネを忘れ、取りに戻った時に社長と緋山の言い争いを目撃し、その後、悲鳴を聞いて駆けつけると、社長が自宅の方で亡くなっているのを発見したという。

現場に残された被告人の指紋、防犯カメラの映像、被害者の爪の間から検出された被告人のDNA、そして目撃証言。検察側はこれらを証拠に裁判に臨む。

新人弁護士・赤峰柊斗(北村)は“どうやって減刑を取りにいくか”が争点になると考えるが、明墨が考えるのは“減刑”ではなく“無罪”を勝ち取ること。