<SHOGUN 将軍>二階堂ふみ“落葉の方”の目に一筋の涙…アンナ・サワイ“鞠子”との魂の対話に視聴者「震えた…!」

2024/04/18 18:10 配信

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切ない表情を浮かべる二階堂ふみ“落葉の方”「SHOGUN 将軍」第9話より(C)2024 Disney and its related entities Courtesy of FX Networks

真田広之が主演&プロデュースを務め、ハリウッドの制作陣が手掛けるディズニープラス「スター」オリジナルドラマ「SHOGUN 将軍」(全10話/毎週火曜に配信)の第9話「紅天」が4月16日に配信された。かつて姉妹のように育った鞠子(アンナ・サワイ)と落葉の方(二階堂ふみ)、2人の思いが交錯する再会シーンに視聴者の注目が集まった。(以下、ネタバレを含みます)


「私は、明智仁斎の娘にござりまする」


ジェームズ・クラベルのベストセラー小説を原作に、日本に漂着したイギリス人航海士ジョン・ブラックソーン(按針=コズモ・ジャーヴィス)の視点から吉井虎永(真田)の戦いを描き、英語圏でも高い評価を維持しているハリウッド制作ドラマ「SHOGUN 将軍」。レビューサイトの「IMDb」では、第9話が10点満点中平均9.6点(4月18日昼現在)というハイスコアをたたき出しており、これまでの回で最高の数字を記録するなど、大きな注目が集まっている。

第8話で虎永が降伏を決断し、第9話では樫木藪重(浅野忠信)と按針、鞠子らの一行が大坂城入りする様子が描かれた。大坂を牛耳る大老・石堂(平岳大)、落葉の方の前に出た鞠子は、2人に対し「私の第一の務めは、わが殿にお仕えすること」「私は、明智仁斎の娘にござりまする。私はどこに閉じ込められることも、人質になることも、囚われることもありませぬ」と、虎永に忠義を尽くす誇り高き姿勢を貫いた。そして江戸へと発とうとし、石堂の配下に行く手を阻まれると、なぎなたを手に徹底抗戦の構えを見せた。

「SHOGUN 将軍」第9話より(C)2024 Disney and its related entities Courtesy of FX Networks


歯が欠けた!渾身のなぎなたシーン


なぎなたを手に、鞠子がたった一人で大坂城の侍たちと対峙(たいじ)するシーンは鞠子の最大の見せ場の一つで、サワイがジャパンプレミアの時に「本気でやり過ぎてなぎなたが半分に折れてしまったり、(歯を食いしばり過ぎて)歯がちょっと欠けていた、そんなシーンがありました」と振り返った場面だ。

侍たちを前にうなり声をあげながらなぎなた一本で向かっていく、鞠子の本気が伝わる壮絶なシーン。視聴者からは「なぎなたの所作も美しく、アンナ・サワイさんが本当にかっこよかった」の声が上がり、日本だけでなく英語圏でも“mariko sama”への共感と感動の声が続々と寄せられた。

「SHOGUN 将軍」第6話より(C)2024 Disney and its related entities Courtesy of FX Networks