――朝日を演じる上でチャレンジングだなと感じる部分はありますか?
あまりスーツのイメージがないと思うのですが、僕自身ここまでスーツを着ている役というのは新鮮。スーツを着ると身が引き締まる気がします。ですが、普段姿勢が悪いので、意識的に背筋を伸ばしていなきゃいけなくて大変です(笑)。
あと、朝日は“ブランケット男子”と言われているのですが、監督から「表情が大きく動いてほしい」というリクエストがあって。今までにそういう役を演じる機会がなかったので、いろいろな部分でチャレンジだなと思っています。
――主演を務める生見さんの印象を教えてください。
最初はバラエティー番組に出演している時の印象が強く、天真らんまんなイメージがありました。実際、現場でも明るくて笑顔が多いのですが、想像していたよりもしっかりしているなと思いました。それに、すごく周りを見てくれているなと感じます。
あと、生見さんはせりふ覚えがすごく早いんです。基本的に生見さんは出ずっぱりなのですが、せりふをしっかり覚えていらっしゃるし、現場でも常に明るいので“すごいな”と思っています。
――生見さんとの共演シーンで印象に残っていることはありますか?
記憶を失う前と後ではまことのキャラクターが違うので、きっとまこと自身もそれに対する葛藤があって。第1話では変化していくまことに対して朝日が思いを伝えるシーンがありましたが、このシーンの撮影はすごく印象に残っています。
それまで朝日は優しい雰囲気のキャラクターでしたが、しっかりと気持ちを伝えないといけないということもあって…その“ギャップ”みたいな部分を表現するのは難しかったです。
――瀬戸さんと宮世さんの印象はいかがですか。
瀬戸さんは結構おちゃめな印象です。突然真顔でボケたりしてくるので、ボケなのかそうじゃないのか最初は探っていたのですが、今はボケだと分かるようになったので楽しくお話させていただいています。
琉弥は顔立ちも大人っぽいですし、落ち着いた雰囲気があるので、クールな印象があったのですが、話してみると“弟感”があって、かつ人の懐に入り込むのが上手で…愛嬌があるなと。
番宣で生見さん、瀬戸さん、琉弥と4人でそろう日があると、バランスがいいなと思っているので、お芝居でもその相性の良さを発揮できたらうれしいです。
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