柏木由紀、「こんなに長くAKB48にいるなんて、夢にも思っていなかった」17年間のアイドル生活に終止符

2024/05/01 18:10 配信

アイドル 会見

「こんなに長くAKB48にいるなんて、夢にも思っていなかった」柏木由紀コメント


卒業コンサートが1カ月以上前にあって、そこでもいっぱいお話したので、その時はいっぱい言いたいこと考えてきたんですけど、今日は本当に最後ですし、本当にAKB48が大好きな方、私のことを応援してくださる方が来てるかなと思ったので、その場で思ったことを言おうと思って来たんですけど…ちょっと実感湧いてないなというのが率直な気持ちです。

このステージに立つと、初めて(このステージに)立った日のことを今でもすごく思い出すんですよ。私はアイドルがすごい好きで、アイドルになりたいと思ってAKB48を受けたのと、毎日ステージに立ちたいというのが私の夢だったので、その夢を叶えてくれるのがAKB48かなと思って受けたんです。

けど、まさか中学3年生当時の自分が、こんなに長くアイドルを続けていて、こんなに長くAKB48にいるなんて、本当に夢にも思ってなかったので、アイドルを好きで、アイドルになって本当にすごい楽しかったなぁって思います。卒業前にいろんなインタビューを受けたりとか「辛いことありましたか?」「いろんなAKB48を見てきたけどどうですか?」とか聞かれるんですけど、本当になくて。

「柏木由紀 卒業公演」より(C)AKB48

毎日楽しかったですし、たしかに「思うようにいかないな」「自分は長くいてAKB48に何かできるのかな」と思うこともありました。けど、その時に支えてくれたのが、ファンのみなさんが「何があっても応援するよ」っていう愛情をたくさんくれたこととか、ここ数年よく言ってますけど、今のAKB48が本当に大好きで、2021年にAKB48の単独コンサートをプロデュースさせていただいたのが、今まで自分がAKB48のために何かやりたいと声を上げたことが初めてのことで。

それにメンバーのみんながすごくついてきてくれて、「あ、AKB48めっちゃ楽しいじゃん!私、これまでも楽しいと思ってたけど、みんなと何かに向かって一生懸命に頑張ったり、時にはちょっと頑張ってみんなを引っ張ってみたり、これが私のやりたかったことなんだな」ってすごい時間かかったんですけど3年くらい前に思えて。

何回か辞めた方がいいかなとか、同期とか先輩・後輩を見てそろそろかなと思ってきたけど「AKBにいて良かった。まだまだAKB48で頑張りたい」と思って、この数年間が正直1番楽しかったなと思います。

「やり残したことは、本当にないんです」


いようと思えばもっとずっといれたと思うけど、「今の大好きなみんなに見送ってほしいな」というのが最後に私が見つけた夢だったから、それが今日叶いました。そして最近知ってくださった方も、本当に昔からずっと応援してくださる方も、こうやって「卒業おめでとう」「AKB48に長くいてくれてありがとう」とまさかこんなに言ってくれて…。

自分がアイドル好きでやってるだけだと思ってたから、最後にみんなに「AKB48にいてくれてありがとう」って言ってもらえて、私の17年のアイドル人生が本当に素敵な形で幕を閉じれたなと、ファンのみなさんとメンバーに感謝しています。

やり残したことは本当にないし、いろんな楽しいことがあった中でも、ここ最近が1番楽しかったです。今のAKB48で卒業できて本当によかったなって、幸せだったなと思います。

17年間、AKB48やってアイドルやって、やっぱりアイドルが好きだなって思うことができたので、これからも真っさらになりますけど、ファンの方がいてくれる限り歌って踊ってステージに立ち続けて、何年か経った後に「やっぱり柏木由紀ってアイドルだったね」って言ってもらえるような活動をしていきたいなと思いますので、これからもアイドル活動を見守ってほしいですし、これからのAKB48を温かく見守っていただけたらなと思います。

17年間、みなさん本当に本当に温かい声援をありがとうございました!本当に楽しかったです!!