――撮影現場の雰囲気はいかがですか?
共演者の皆さん、とても優しくて、スタッフの皆さんも穏やかな人たちばかり。実は僕、このドラマはとても情報量が多いなと思っていて。3姉妹それぞれに悩みがあり、父親が不在の理由も定かではなく。コウタロウにはなぜか記憶がないし。
でもそれを押し付けがましく感じないのは、金子ありささんの脚本が美しく流れ、さらに現場の温かな雰囲気がそのまま映像に出ているからなんじゃないかなって。
なので、井之脇海くん、木戸大聖くんと僕も3姉妹に負けないくらい仲良くなって、その空気感を作品で伝えられたらいいな。2人とも役についてとても深く考えていらっしゃって、一緒にいて安心するし信頼できる。3姉妹ならぬ“3兄弟”でお互いに助け合っていきたいです。
――そんな松下さんは、撮影現場でのある誘惑に負けてしまうとのことですが?
商店街のロケ地がとてもすてきな街なんですけど、撮影中いつも買い食いをしちゃうんです。焼き鳥屋さんとか、天ぷら屋さんとか…合間についつい食べてしまう。カフェも多いから、つい…ね。非常に誘惑の多いロケ現場です(笑)。
――ところで、今年現場で37歳のお誕生日を迎えられましたが、“9ボーダー”への準備は?
まだ恐ろしいなと感じています(笑)。でも周りに40代は楽しい、50代はもっと楽しいと、ポジティブな意見をくださる方が多くて。なので、年齢に引っ張られすぎて焦ったり、先のことを考えすぎたりしないようにしたいとは思っています。
コウタロウじゃないけど、良いことだけを想像して今を大切に生きる。それが明日、明後日の自分を作る、その結果、楽しい40代になればいいですね。
――最後にドラマの見どころを教えてください。
2話でコウタロウに不穏な展開がありましたが、七苗とコウタロウの関係が今後どうなっていくのか。一方で、コウタロウの身元に関してもこのまま何も分からずに終わるはずはないと思っていますし…僕自身も知りたいです(笑)。
また六月、八海を含め、それぞれの恋模様に関しては、もどかしさを楽しんでいただきつつ、最後まで温かく見守っていただけたらうれしいです。
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