助川が平井を解任しようと開いた取締役会に乗り込んだ相馬は、「正しいことを言っているのは私の方だ」としらをきる助川に対し、「お言葉を返すようですが」と一歩進み出た。舞のいつものせりふを奪う形だが、10年前のことが頭をよぎった相馬はその積年の思いを明かした。
「手柄は上司のもの、責任は部下のせい。そんなものは古くて腐りきった組織でしか通用しないんです!」と詰め寄る相馬。そして「お前、育ててやった恩を仇で返すつもりか!」と言う助川に、相馬は「私はもうあなたの部下ではない!」と声高に叫んだ。
SNSには「スカッとした」「今回は『相馬健が黙ってない』だった」「会社あるあるだけにスッキリ」「お言葉を返す相馬さんかっこよかった」といった声があふれた。
事なかれ主義になっていた相馬も、舞と一緒に行動するうちに昔を取り戻したようだ。かつて無理に頭を押さえつけられて謝罪させられた助川に、堂々と立ち向かう姿はりりしかった。予告で次回から第2章が開幕すると明かされたが、2人のコンビネーションがますます楽しみになった。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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