中村家の崩壊が始まるとともに、伊原六花“優香”の心も壊れ始める<肝臓を奪われた妻>

2024/05/14 05:00 配信

ドラマ

これまでの放送では――


復讐をやり遂げるため、ついに優香(伊原六花)は井川(田村健太郎)と一線を越えた。一夜明けて、元気に働く優香の様子に違和感を覚える春美(猫背椿)。心配になり声をかけるが、優香は満面の笑みで応えるだけだった。

優香と一夜を共にした井川もまた、弘子(加藤千尋)と別れることを決意する。以前とは明らかに変わった井川の態度に、驚きを隠せず、醜態を晒す弘子。その姿を遠くから見つめながら、優香の口角はゆっくりと上がっていった。

一方、ジムを解雇された玉木(夏生大湖)のもとに、るり子(水崎綾女)が現れ、お金と甘い言葉で屈服させる。そして、るり子は玉木を連れて優香の花屋を訪れ、見せつけるように勝利の花束を買っていくのだった。

勝ち誇ったるり子の後ろ姿を見つめる優香。しかしその眼差しは強く。更なる復讐の連鎖を求めて、優香はあるメッセージを弘子に送る。それは中村家崩壊の序章となるメッセージだった。

第7話では――


優香(伊原六花)の策略により、るり子(水崎綾女)と玉木(夏生大湖)の不倫は弘子(加藤千尋)の知るところとなった。高笑いしながら弘子は光星(桐山漣)にしゃべらない代わりに金品を要求、るり子を脅迫し、精神的に追い詰めていく。

その無様な光景を恍惚な表情を浮かべながら見つめる優香。そんな様子を見て、黒田(原田龍二)は心配になるが、優香の心は少しずつ黒く染まり壊れ始めていた。そんな中、聖子(櫻井淳子)がダンスレッスンの帰り、ひと気のない道で何者かに襲撃される。そして、るり子は弘子からの脅迫に耐え切れず、暴発寸前のところまできていた。

――という物語が描かれる。