劇場版第2弾「犯罪都市 THE ROUNDUP」では、マ・ソクトが所属する衿川署強力班に宝石強盗事件の犯罪者の引き渡しのため、ベトナム行きの任務が命じられる。
現地に着くと容疑者の仲間が殺されており、容疑者を尋問したことで凶悪犯罪者カン・ヘサン(ソン・ソック)の存在を知る。そしてマ・ソクトたちは、カンが関わっている誘拐事件を追うことにするのだが、韓国警察の管轄外であるベトナムでの捜査は難航。しかし持ち前の正義感で現地警察の制止を振り切り、強引に捜査を開始するのだった――。
前作以上にパワーアップしたキャスト陣のアクションや、ソン・ソックの冷酷非道な悪役ぶりが際立っており、観終わった後は痛烈な爽快感が駆け抜ける。
本シリーズ最大の見どころは、主人公のマ・ソクトを演じるマ・ドンソクの存在だろう。マ・ドンソクは2012年公開の「隣人-The Neighbors-」をはじめ、「新感染 ファイナル・エクスプレス」や「悪いやつら」など様々な話題作に出演し、韓国屈指のアクション俳優としてその地位を確立した。本シリーズは、“リアルな刑事アクション作品”を渇望した彼きっての企画だという。
敵を素手でねじ伏せるなど、本シリーズで凄みを発揮してきたマ・ドンソク。一見コワモテな彼だが、世間ではマ・ドンソクとラブリーを掛け合わせ“マブリー”という愛称で親しまれている。
なぜ“マブリー”と呼ばれているかというと、彼が時折見せる笑顔がSNSなどで「赤ちゃんみたいでかわいい」と言われたり、その大きな身体つきに「クマみたいでかわいい」と話題になったことで、いつの間にかネットを通じてこの愛称が付けられたそうだ。
“マブリー”効果が功を奏し、2016年には韓国コスメブランド「エチュードハウス」で水玉のエプロンを着用しCMに出演、同時に愛嬌も披露した。そのあまりのギャップに視聴者はマ・ドンソクに一気に親近感を寄せるようになったのだ。
そんな“マブリー”が主演を務める本シリーズの第1弾&第2弾は、現在Huluで見放題配信中。さらに劇場版第3弾「犯罪都市 NO WAY OUT」も、4月23日よりHuluで最速レンタル独占配信を開始している。日本人キャストとして青木崇高や國村隼が出演していることでも注目を集めた本作。マ・ドンソクがダイナミックな一撃必殺パンチを繰り出すシーンは、リアルな演出も相まって見応え抜群だ。
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