今田美桜“舞”いつもと違う「お言葉を返すようですが」にホロリ<花咲舞が黙ってない>

2024/05/19 11:25 配信

ドラマ レビュー

いつもと違うトーンの舞の決めぜりふに反響


銀行員として口座の悪用は、本来なら見過ごすことができないこと。ただ、平岡はようやく保証債務の支払いも終えていた。相馬は「あなたが研究者として、そして何より人の命を救うための行動だったのならば、そのことを誰も非難できないんじゃないでしょうか」と平岡に告げた。そして、舞は道代に会うように促すが、どう詫びたらいいか悩んでいるうちに時間がたってしまった平岡は躊躇(ちゅうちょ)する。

そんな平岡に舞は「お言葉を返すようですが」と言い、「いつかなんて言ってるうちに二度と会えなくなることもある」と諭した。

「お言葉を返すようですが」という舞の決めぜりふ。いつもの覇気のある言い方ではなく、優しさに満ちていた。そこには、中学生のときに亡くなった母親への思いがこもっていた。身近な人を亡くした経験から、道代と平岡の心に寄り添ったのだ。

SNSには「今日は『お言葉を返すようですが』が優しい」「この『お言葉を返すようですが』いいなぁ」「こんな優しい使い方もできるのね」「今日みたいなしっとり愛のある『お言葉を返すようですが』も好き」「泣ける」「いい話の回だった」「誰も悪人がいない回もいいね」「いつかなんて~という舞の言葉が響いた」など、反響が寄せられた。

◆文=ザテレビジョンドラマ部