今田美桜が主演を務めるドラマ「花咲舞が黙ってない」(毎週土曜夜9:00-9:54、日本テレビ系/Huluにて配信)。5月18日放送の第6話では、舞(今田)のいつもと違うトーンでの決めぜりふが話題になったが、もう一つ“いつもと違う”ことがあった。(以下、ネタバレを含みます)
同ドラマは、銀行を舞台に不正を絶対に見て見ぬふりできない花咲舞が、弱い立場の人たちのために立ち上がる姿が痛快なエンターテインメント作品。2014年、2015年に杏が主演した、池井戸潤の小説「不祥事」が原作の前ドラマ後に出版された新作小説の物語を新たなキャストでつづる。
支店を回って小さな問題に対処する臨店班となった舞の上司でバディとなる相馬健を山本耕史、舞が務める東京第一銀行の経営企画部に所属するエリート中のエリートである昇仙峡玲子を菊地凛子、昇仙峡に銀行の不祥事を隠蔽する任務を命じる経営企画部長・紀本平八を要潤、舞の叔父で「酒肴処・花さき」店主の花咲健を上川隆也が演じる。
前回、同じ原作者が生んだ名キャラクター・半沢直樹が登場し、視聴者も大いに沸いた。半沢(劇団ひとり)が勤める産業中央銀行と舞らの東京第一銀行の合併が発表され、これから焦点になっていくと思われるが、第6話では舞と昇仙峡の距離が少し近づいた。
つわものが集まる銀行社会の中で、エリートとして凛とした姿を見せている昇仙峡。仕事の立場上としては舞と対立する位置だ。ただ、前話で半沢の汚いやり口に怒る舞には冷たくしたものの、半沢に直接抗議しつつ「ムカつく」と陰で叫んだところを見ると、舞と昇仙峡が共闘するかもしれないという予感がチラリとよぎった。
そんな中の第6話。舞がコンビニに買い出しにいった帰り道、酔っぱらった昇仙峡と会った。心配になって自宅でもある「酒肴処・花さき」で休んでいくように提案すると、「レッツゴー!」と言って歩み出す様子に、「キャラ違いすぎるんですけど…」と驚きの表情に。
視聴者からも「かわゆい」「キャラ崩壊」「ツンとデレの具合が絶妙すぎる菊地凛子さん」などと反響があった。
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