――お芝居をされる際に大切にしているルーティーンがあれば教えてください。
毎日これをするっていう決まりはないんですけど、お芝居の直前には必ずリラックスすることを心掛けています。
いろいろと準備してきたことはあるけれど、それを一旦置くようなイメージで息を吐いて気持ちを整えつつ、リセットしてフラットな気持ちで挑むことを意識してます。「用意、はい!」と言われてすぐに走り出すのではなく、焦らずに瞬間的に整えてから演技をはじめる時もありますね。
――ご自身にまつわる撮影現場のエピソードで特に印象深かったことを教えてください。
コウタロウ役の松下さんと2人だけのシーンはまだあまりないんですけど、第4話では陽太がコウタロウに向かって強く言い放ってしまい、あとで謝りに行くという設定でした。そこで陽太としての謝り方についてどうしたらいいかを監督と話し合ったんです。
言い過ぎてしまったことに謝罪の気持ちはあるけれども、ちょっとぶっきらぼうな雰囲気を出せたらなと思って演じました。恋敵に歩み寄りを見せつつも、まだ距離があるというシーンは印象的でしたね。
――共演されている3姉妹の印象と、あまり知られていない新発見エピソードはありますでしょうか。
印象としては3姉妹ともドラマの雰囲気のままなんです。本当の姉妹のような関係性と女子トークが撮影現場では繰り広げられているんですよ。僕がありがたいと感じるのは、年齢や先輩・後輩とか関係なく3人とも同じ目線で話せるので、他愛もない会話が気軽にできるのは一緒にいて居心地がいいですね。
川口さんとは実年齢が近いので、同世代らしく見ていたドラマの共通点が多くて盛りあがりました。最近の木南さんはスマホのゲームにはまっているんですよ。ボタンを連打していたり、電波やコンセントを探しているお茶目な姿を目撃しています。畑さんはお笑い芸人さんが好きなので、僕のおすすめの面白い動画を見ては2人で涙を流しながらケラケラ笑ったりしています。
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