――明るく優しい新米会計士・松嶋朔を演じるために、大切にしているルーティンはありますか?
今回演じた朔という役は、僕の普段の性格と比べると明るくて元気なところがあるので、メイク中に周りの方と会話をしながら徐々にテンションを上げて朔モードにしてから現場に入るようにしています。
――ご自身にまつわる撮影現場のエピソードで印象深かったことは?
第1話と第3話でマジックを披露したのですが、その練習が個人的に大変でした。マジックはどうしても一発で上手くできず、第1話は本番だけでなく念のためテスト撮影からカメラを回していたんですけど、いちばん上手くいったのが実はテスト撮影の時なんです。
なおかつ屋外での撮影で風が強かったので、一瞬のタイミングのためにスタッフのみなさんが毛布で風を遮って協力してくださったことが印象に残っていますね。
――会計事務所の所長である六月役で共演されている木南さんの印象と、知られざるエピソードがあれば教えてください。
木南さんが演じている六月って派手さのある女性だと思うんですけど、力まずにスッとなじむように役に入られているんですよね。いい意味でお芝居をしている感がないのがすごいなと。
オンとオフの切り替えはあると思うのですが、肩ひじ張っていないというか。カメラが回っていない時も変わらずにフラットでお話しやすいですし、ちゃんと普通の感覚を持っていらっしゃるところがすてきだなと思っています。
僕は料理をするのが好きで、その中でも低温調理器を使った料理が得意なんです。それで作ったものを木南さんに紹介したら「作ってみたい!」と興味を持ってくれたんです。その後、実際にご自身も挑戦してくださって。木南さんがハマってくれたのがうれしかったので、撮影現場では3姉妹の川口さんと畑さんにも低温調理器をすすめています(笑)。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)