優三の死を知って以来“スンッ”とした顔で過ごしてきた寅子が感情を爆発させたこの号泣シーンに、視聴者からも「トラちゃん、やっと泣けたね」「よかった。死んだように生きてる寅子を見てるのはつらかった」「朝ドラ史に残る名シーンだった」と、共感の声が多く上がった。
そしてこの日、寅子が優三の死と向き合うきっかけになった「美味しいものは一緒に」というフレーズにも注目が集まった。「『美味しいものは一緒に』でトラちゃんが優三さんを思い出して、しっかり悲しんでくれてよかった」「屋台で『美味しいものは一緒に』があったからこそ河原で泣けたし、日本国憲法を知ることができたんだ」といった声が上がり、Yahoo!リアルタイム検索ランキングでは「美味しいものは一緒に」が放送後、一時トレンド入りする反響を呼んだ。
河原で「日本国憲法」の書かれた新聞を手に泣く寅子の場面は、第1話冒頭で登場したシーン。第1話ではその後、寅子が再び弁護士として歩き始める様子、桂場等一郎(松山ケンイチ)との再会も描かれていた。優三との別れをしっかり悲しんで、再び自分の人生の“これから”に思いをめぐらすことができるようになった寅子の新章がスタートする。
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