岡田准一の隠しきれない“武術オタク”な一面をケンドーコバヤシが暴露「一番変態なんですよ」

2024/05/30 20:41 配信

バラエティー 会見

取材会に登場した岡田准一、ケンドーコバヤシ(写真左から)撮影:原田健

岡田准一ケンドーコバヤシがMCを務めるバラエティー「明鏡止水 武の五輪」(毎週水曜夜11:00、NHK総合ほか)が放送中。2021年にスタートしたものの新シリーズとなる同番組は、武術の心得がある岡田と格闘技通のケンドーコバヤシが、「運動」を原点から最先端まで幅広くとらえ直すと共に、競技の数々を武術ならではの身体操作の視点でひもといていく武術トークバラエティー。ゲストとして武術の達人やトップアスリートたちが登場し、熱いトークと神業を披露していく。このほど、収録後に合同取材会が行われ、岡田とケンドーコバヤシが番組の魅力や見どころなどについて明かした。

岡田准一「どんどんコアな番組を作っていけたら」


――5月22日から始まった新シリーズですが、現在の心境は?

岡田:“僕が好きなことをやっている”と思われている番組になっていますが、そういうわけでもなく、たくさんの人たちに武術や格闘技とか、体を動かすことの魅力とか再発見のお手伝いができればいいなと思いながら臨んでいます。

自分が培ってきて、あまり見せてこなかった真剣にやってきたことなので、いろいろ話せることや伝えられることがあるなと思って、最初にオファーをいただいた時には『喜んでやります』ということでやらせていただいている番組です。すごくコアなファンの方がついてくださっている番組で、どんどんコアな番組を作っていけたらと思っております。

ケンコバ:これは教養番組なんですよ。いろんな角度からためになる番組になっていると思うので、皆さんメモを用意していただいたら非常にいい番組かなと思います。

――新シリーズは武術ではなくパリ五輪を見据えたスポーツにまつわる内容となっていますが見どころは?

ケンコバ:(初回では)すでに「歩き方」というのをやっていますからね。

岡田:“身体操作”ということで全括りしているので、その中で“武術としての身体操作”と“スポーツとしての身体操作”の親和性だったり、全然違うところだったり、体の使い方・動かし方を掘り下げていきながら、オリンピックイヤーでもありますので、取り上げる競技を盛り上げていけたらという感じになっています。

――岡田さんが「武術翻訳家」として意識していることは?

岡田:「へぇ~」って思いやすい状況というのを意識しています。分からなかったことを分かるように、できるだけ意識して伝えるようにしています。昔は武術って秘匿して教えなかったんですけど、今の武術家の方って分かってもできないことを体現できることがすごいので、皆さんにちゃんと伝えることを許してくださる方が多いので、(視聴者に)「分かった」という気持ちになってもらうことが僕の役割かなと思って言葉を選んでいます。

――ケンドーコバヤシさんが進行する上で気を付けているポイントは?

ケンコバ:(岡田の)翻訳のタイミングです。「ここはひと言ほしい!」というね。岡田さんを筆頭に(出演者は)分かっている人たちなので、話をどんどん進めていっちゃう時があるんです。そこをなんとか引き止めなければなというところは頑張っています。