岡田准一の隠しきれない“武術オタク”な一面をケンドーコバヤシが暴露「一番変態なんですよ」

2024/05/30 20:41 配信

バラエティー 会見

岡田准一がスーツ姿で出演するのはケンドーコバヤシへの愛情


――番組収録での個人的な楽しみや面白さは?

岡田:ゲストの皆さんが、(他の出演者が)それぞれやってきた武術やスポーツをリスペクトしているんですよ。「それもすごいね。うちはこうやっているんだ」と。そういったことも含めて、皆さんが本当に楽しそうに話してくれるし、好きなことを話しているからこそ、好き過ぎて脱線するところをケンコバさんが止めてくれたりとか(笑)。そういう“好きなものをどんどんしゃべっていってもらう”っていう時間がとても面白いです。

ケンコバ:「達人」と呼ばれる方がたくさんいらっしゃるので、そういう達人たちのカメラが止まった時に見せる「人ができてるな」と思わせられる瞬間が見られるところですね。礼儀・礼節みたいなものがすごくしっかりしてらっしゃるし、話しかけたらすごく柔らかく教えてくださいますし。ただ、その人たちがセットの中の競技場に上がった時に出す殺気がすごいです。「ちょっとまずいかな」っていうくらいの殺気を出す人もいますし。

岡田:たまにいますよね。異常な殺気を出している方…(苦笑)。

ケンコバ:「放送コード引っ掛かってるんちゃうかな?」っていうくらいのね(笑)。そこも見どころだと思います。

――岡田さんが毎回、実演しながら解説するシーンがとても分かりやすいのですが、もっと動きやすい衣装の方がいいのでは?

岡田:僕もずっと思っています(笑)。僕は(番組上は)「武術翻訳家」なので、本当はやらなくてもいいんですけどね。ただ、「もう、道着で出たらどうですか」という視聴者の声がたくさん来ているというのは知っています。僕も動きやすい方がいいですけど、僕がそうしちゃうとケンコバさんが寂しい思いをしちゃうかもしれないですから。今日も始めから靴下を脱いでおこうかと思っていたんですけど、僕が脱ぐとケンコバさんも脱がなきゃいけなくなるかもしれないから。ケンコバさんへの愛情です。

ケンコバ:なんで?(笑) 言葉を選ばずに言えば、“世捨て人”というくらい日常を犠牲にしている人も出てくるんですけど、そういう人が来た時に岡田くんが嬉しそうに「この人、変態なんだよ!」って言うんです。でも、その叫んでいる姿が一番変態なんですよ。怖いですよ本当。

――オリンピックに向けた番組内容ですが、パリ五輪で注目する競技は?

ケンコバ:やっぱり柔道は毎回すごく楽しみに見ています。あと、今回この番組で馬術を取り扱わせていただいて、今までちゃんと見たことがなかったので、馬術をちゃんと見てみたいなと思っています。

岡田:全部気になりますけど、やはり柔道とかレスリングは“知っているぶん楽しめる”というのがあるので、注目していつも見ています。好き過ぎて、この間、井上康生さんに会って「今年(の柔道勢)はどうですか?」ってインタビューしました。プライベートで(笑)。

◆取材・文=原田健