今田美桜が主演を務めるドラマ「花咲舞が黙ってない」(毎週土曜夜9:00-9:54、日本テレビ系/Huluにて配信)の第8話が6月1日に放送された。前回、「腐った銀行を私が変えてやります!」と宣言していた舞(今田)。そんな舞と対立する立場にある昇仙峡(菊地凛子)の思いが交わる様子が描かれ、今後の展開に期待が高まっている。(以下、ネタバレを含みます)
同ドラマは、銀行を舞台に不正を絶対に見て見ぬふりできない花咲舞が、弱い立場の人たちのために立ち上がる姿が痛快なエンターテインメント作品。2014年、2015年に杏が主演した、池井戸潤の小説「不祥事」が原作の前ドラマ後に出版された新作小説の物語を新たなキャストでつづる。
支店を回って小さな問題に対処する臨店班となった舞の上司でバディとなる相馬健を山本耕史、舞が務める東京第一銀行の経営企画部に所属するエリート中のエリートである昇仙峡玲子を菊地凛子、昇仙峡に銀行の不祥事を隠蔽する任務を命じる経営企画部長・紀本平八を要潤、舞の叔父で「酒肴処・花さき」店主の花咲健を上川隆也が演じる。
第6話で図らずもだがプライベートな話をして距離が近づいたかのようで、第7話で舞の仕事ぶりに忠告をしていた昇仙峡。2人がどのような関係性を築いていくのか注目のなか、第8話で舞が動いた。
第8話の臨店先として舞と相馬が向かったのは京橋支店。事務ミスが頻発している原因を調査することになったのだが、その始まりでちょっとした謎があった。京橋支店の業績1位の表彰のため来ていた紀本宛てに、彼岸花の鉢植えが届いたのだ。送り主としてカードに書かれていたのは、昇仙峡の亡き恋人・川野(平原テツ)。川野と同期だった相馬によると、彼が京橋支店で働いていたときに支店長だった紀本とそりがあわず、心を病んで自殺をしたのではないかとのことで、舞は送り主は昇仙峡ではないかと考えた。
京橋支店支店長の指示による超過勤務の実態を暴いたあと、川野と紀本について独自に調査するという相馬に舞も同行。すると、銀行を退職して園芸店で働いている西久保(田野倉雄太)に話を聞くことができた。
西久保は、紀本が川野を敵視し、取引先への悪事の責任を押し付けていたことを明かした。そして、彼岸花を購入したのが昇仙峡で、「あれは宣戦布告なんだと思います」と。
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