<9ボーダー>オズワルド伊藤俊介「“やらないと終わりだ!”と思った」、役者としての覚悟を決めた川口春奈との撮影秘話を告白

2024/06/07 07:00 配信

ドラマ インタビュー

「役者として演じることで、何か芸の世界でも生かせるものが見つかれば」


——セリフはどのようにして覚えていますか?

もちろん、事前に台本は読んでいますが覚えてはいません。普段、芸人をしているときの延長線上で芝居もやらせていただいています。完璧にセリフを覚えるのは、段取りが始まってから。僕は掛け合いの中でのほうがセリフを覚えやすいので、いつもそうしています。

——ウメケンさんのようなアルバイト経験がありましたら教えてください。

30歳まではアルバイトをして暮らしていました。おもにキャバクラのアルバイトですけど。合間におすし屋さんで働いたこともありますが10年ぐらいアルバイトをしていました。

ウメケンはなんで銭湯でアルバイトをしているんだろう?と思うことはあります。融通がきかないじゃないですか。シフト制で仕事をしているわけでもありませんし。僕は芸人の仕事があったので、融通のきくアルバイトをしていましたから、ついそう思ってしまいます。

——ドラマの撮影現場で感じることは?

恥ずかしさ…ですね。バラエティーは本業なので、何か爪痕を残せるようにしようと考えています。一方、ドラマの撮影では同じシーンを別の角度から何度も撮るので、同じセリフを何度も言うことに恥ずかしさを感じます。

基本的に失うものは何もないと思ってドラマの現場に臨んでいるので、最初のシーン以外は緊張することはほとんどありません。できないのが当たり前と思って演じていますから。でも、周りの方に迷惑だけはかけないようにしようと常に心がけています。

——役者として演じるときとオズワルドで漫才をするときは、やはり違うのでしょうか?

そうですね。漫才をするときは演じているわけではなく、素の自分でいます。これまで芸人として芝居をやってこなかったので、何かを演じるというのはとても新鮮に感じます。役者として演じることで、何か芸の世界でも生かせるものが見つかればな、と。

でもお芝居の世界って、とても華やかな世界じゃないですか。共演者の方も美男美女ばかりですし。お芝居をすればするほど、どうして芸人になってしまったんだろう?と、ふと思うときもありますね(笑)。

——ちなみにウメケンさんの衣装は、いかがでしょうか?

衣装合わせはTシャツを1枚渡され、簡単に終わりました。自分では絶対に着ることのない服なので、おしゃれさせてもらっているなと思います。

——最後に視聴者にメッセージをお願いします。

ホントに箸休めというか…1時間のドラマの中、フルパワーで肩の力を抜いてもいい瞬間をお届けできればと思っています。七苗さんとコウタロウさんの関係性については、僕も気になりますし、みなさんも気になると思います。でも僕が出ているシーンでは、ぜひリラックスしてご覧ください!

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