福本莉子、年齢を重ね役柄も変化「朝ドラや大河ドラマに出演したいという思いはずっとある」<ディア・ファミリー>

2024/06/14 08:30 配信

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スマホでなんでも完結してしまう時代「便利過ぎてしんどいと思うこともあります」

――メガホンをとったのは「君の膵臓をたべたい」や「響-HIBIKI-」、Netflixシリーズ「幽☆遊☆白書」などを手掛けた月川翔監督ですが、福本さんは10代のころに「センセイ君主」という映画でご一緒していますね。

当時はまだ高校生だったのですが、そこから私もいろいろな作品を経験させてもらい、ちゃんと成長した姿を見せなければいけないという思いはありました。でも監督自身は、いい意味であまり変わっている印象はなかったです。常に寄り添ってくださる優しい監督さんでした。

――1970~2000年代を舞台にした物語ということで、当時流行っていたファッションや髪型なども劇中で見せていますが、いかがでしたか?

とても新鮮でした。この時代の衣装を着るのが初めてでしたし、衣装合わせのときいろいろなバージョンのアラレちゃんメガネをかけさせていただきました。高校生から社会人になるまでの期間を演じたので、その時期に合わせて服装も変えたり。ベレー帽とかも、すごくかわいくて、楽しかったです。

――当時は携帯電話やスマートフォンもなく、時間の感覚もいまとは違いますよね?

いまはとても便利ですが、ちょっと便利すぎてしまって、情報を得るのもスマホ1つですべてが済んでしまいますよね。自分の近いところだけではなく、広くいろいろなことが見えてしまうのは、ちょっとしんどいと思うこともあるので、ある程度アナログな方がいいかもしれません。