テレビアニメ「ザ・ファブル」(毎週土曜深夜0:55-1:25、日本テレビ系/ディズニープラスで見放題独占配信)の第11話「運命の一日です♪」が6月15日に放送・配信された。岬(CV:花澤香菜)を守るために“ファブル”こと佐藤明(CV:興津和幸)が動きだし、その実力の真価が披露される展開に、SNSでは期待を寄せる声が多く見られた。(以下、ネタバレがあります)
同作は、岡田准一主演で実写映画化されて話題を博した南勝久による同名人気コミックをアニメ化したもので、どんな相手でも6秒以内に仕留める“殺しの天才”・通称「ファブル」が、ボス(CV:小村哲生)から「1年間誰も殺してはならない」という指令を受け、佐藤明として人殺しをしない暮らしを送る姿を描く。
第11話では、小島(CV:津田健次郎)の陰湿な手口に陥落し、期間限定で風俗で働くことを了承した岬を助けるべく、明が動きだす。そんな中、小島は砂川(CV:高橋耕次郎)と風俗の経営について話し合うため、岬を連れて砂川が指定した鉄工場に向かう。対する砂川は、プロの殺し屋に話し合いにやって来る小島を殺すよう依頼し、小島を待ち受ける。
小島に付いている高橋(CV:三野雄大)にGPSを仕込んで小島の動きを探っていた明は、手作りの銃と銃弾を携えて洋子(CV:沢城みゆき)と共に後を追う。そんな中、洋子から心配する言葉をかけられた明は「洋子、お前はまだ俺を分かってない」と返す。
鉄工所では、砂川と小島が話し合いを始める中、岬がしっかり風俗の仕事ができるかを確認するため、砂川の舎弟が岬を別室に引っ張っていく。舎弟が抵抗する岬を組み敷こうとした瞬間、ドアから覆面を被った明が風のように入室し、一瞬で舎弟を倒してしまう。
多くの構成員がいる中、誰にも気付かれず1人を倒した明。次回からは小島側と砂川側の構成員だけでなく、砂川が雇ったプロの殺し屋との決戦が控えており、「殺しはNG」「岬に正体がバレてはいけない」という条件の下で、明の真の実力を発揮する展開に、多くのファンが期待を寄せた。
SNSでは、「いよいよアキラの大活躍が!」「ビンビンと伝わる『さあ、悪者退治はじめちゃうよ~』感笑」「ついに明が動きました。流石のプロの手際」「明最高すぎ!早くみさきちゃんを救ってくれー!!1週間が長すぎるー!」「来週おそらくぶちのめし回だと思うけど完全に助かるまでハラハラするなぁ」「気になる!続き気になる!!」といった、視聴者のわくわくが抑えられない興奮の声が多く上がっている。
◆文=原田健
※高橋耕次郎の「高」はハシゴダカが正式表記
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