伊原六花“優香”、元夫・桐山漣“光星”に決別宣言「あなたは家族じゃない。さようなら」<肝臓を奪われた妻>

2024/06/16 20:18 配信

ドラマ レビュー

光星は花屋を訪れ、大金を渡して弘子の愚行を解決しようとするが…(C)日テレ

亡くなった自分の娘と優香を重ねていた春美


春美も優香と同じシングルマザーで娘がいたが、その娘を28歳の時に事故で失っていた。春美は優香に出会った時、娘が帰ってきたような気持ちになったのだ。そして、優香の復讐を知った時も、もし反対すれば彼女が自分の元から去ってしまうのではないかと恐れ、復讐を容認してしまった。それがそもそもの間違いだったのだと、優香に告げた。そして「普通だけどかけがえのない日々を送ってほしい。幸せになってほしい」と、優香に心から訴えた。春美の愛情は優香の張りつめていた心を溶かし、彼女は号泣するのだった。

「あなたは家族じゃない。さようなら」


復讐をやめることにした優香は光星の元を訪れ、彼の復縁の申し出をきっぱり断った。相変わらず結人を引き合いに出し、息子から父親を奪うのかと言ってくる光星に対し、一緒に笑ったり怒ったり泣いたりしたい人が家族なのだと優香は言い、「あなたは家族じゃない。さようなら」と、きっぱり決別宣言をした。優香が去り、1人残された光星からは怒りや悔しさではなく、拒絶された悲しみと動揺が伝わってきた。光星は優香に「あんなに家族を欲しがっていたくせに」と言っていたが、それ以上に彼も「家族」が欲しかったのではないだろうか。そんなことを思わせる表情だった。

光星に会った後、優香は賢三(田村健太郎)の元にも行き、これまで彼の気持ちを弄び傷つけたことを謝った。そして「人生を狂わせたことを一生胸に刻んで生きていきます」と告げた。優香の一連の復讐で最大の被害者は賢三だ。彼はただ弘子と付き合っていたというだけで巻き込まれたのだから。

賢三にこれまでの事を心から詫びる優香(C)日テレ


光星が息子・結人を連れ去り!


光星と決別し、賢三にも謝り、これまでの自分にケリをつけた優香は笑顔も戻り、前を向いて新たな一歩を踏み出そうとしていた。が、その矢先、光星が結人を連れ去ってしまった。光星が連れて行ったとは知らない優香は、こつ然と消えてしまった結人を探し回る。光星が結人を連れ去った思惑は何なのだろうか。予告では「実の父親だからと言って、何でも許されると思うな!」と、光星を殴る小栗の姿が。復讐をやめることにした優香が小栗と幸せになる日は近そうだが、まだまだ波乱がありそうだ。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

結人を連れ去った光星の真意は?(C)日テレ


桐山漣の「漣」のしんにょうの点は一つ