大曽根商店街で‟超町人”探しを行なっていたオカリナは、あんこアンバサダーの女性を発見。女性は「小倉トースト普及委員会」の委員長をしており、100軒以上の店の小倉トーストを食べ歩いたことがあるという。まさに超町人と呼べるような人物だが、オカリナは「なんとなくわかりました」と薄い反応を見せる。あんこアンバサダーの女性は2023年に小倉トーストが自慢の店をオープンし、他店では見ない「こしあんと粒あんのあいがけトースト」をオリジナルメニューとして提供しているという。
あいがけトーストを試食したオカリナは「おいしい。パンもおいしい」と低めのトーンでつぶやく。すると、長田は「もっとリアクションくれや!」とツッコミを入れてスタジオの笑いを誘った。この女性は前に働いていた会社で小倉トーストのアレンジレシピを100個考えたといい、きしめんとあんのトーストや、ういろうとあんのトーストなどユニークな組み合わせの小倉トーストを作ったことがあるという。
VTRが終わると、この女性がスタジオに現れ、小倉トースト誕生に関するクイズに見事正解したチョコプラの二人は、小倉トーストとだし巻き卵という変わった組み合わせのトーストを実食。長田は「うまっ」とコメントし、松尾は「あんこもだけど、パンがうまい」と満足そうな表情を浮かべた。
超町人との対話中、大げさなリアクションで番組を盛り上げるスタイルのサムネハンターが多い中、オカリナは終始低めのテンションで独特な雰囲気を作り上げていた。松尾は「オカリナは気持ちが入ってなさすぎ」とツッコミを入れていたが、テレビ慣れしていない素人の人たちにとっては、オカリナのように落ち着いた雰囲気で淡々とコミュニケーションを取ってくれた方が話しやすいこともあるだろう。相手がギャルメイクの小学生であっても、神社の禰宜であっても、あんこアンバサダーという特殊な肩書きがある人でも一貫して態度を変えないところにオカリナのおもしろさが詰まっていたように感じた。次回、彼女が超町人たちとどんなやり取りをするのか楽しみだ。
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