<黒執事 -寄宿学校編->学園内でのデリックの悪行を許さなかったP4の秘密… セバスチャンVS葬儀屋の華麗なバトルシーンも話題に

2024/06/18 19:00 配信

アニメ レビュー

セバスチャンVS葬儀屋の華麗なバトルシーンの描写も


豪華客船編でもリアン・ストーカーを利用しカンパニア号にて大量の動く死体を放ち、船内をパニックに陥らせていたアンダーテイカー(別名:葬儀屋、CV.諏訪部順一)だが、今回は限りなく人間に近い動く死体の実験を行っていたことが分かった。

アガレス先生もデリック同様に死亡していたのだが、アガレス先生は比較的人間に近く、これまでのシエルの学園生活にもたびたび登場している。葬儀屋の現時点での最高傑作である。

また、葬儀屋の合図で地面からデリック以外のいじめの加害者生徒が動く死体となって現れ、シエルたちに襲いかかる。実際には戦っていないが、セバスチャン・ミカエリス(CV.小野大輔)が予測した未来にて、葬儀屋とのバトルシーンが描かれ視聴者の目を惹きつけた。

SNSでは「セバスチャンと葬儀屋の戦闘シーン、かっこよかったなぁ…」「シエルもセバスチャンも葬儀屋も最高だよ」「セバスチャンとアンダーテイカーが衝突して戦闘を繰り広げて、緊張感だった」とのコメントが寄せられている。

葬儀屋を取り逃がしてしまったものの、デリックほか数名の生徒の真実に辿り着いたシエル。その後、P4には放校処分がくだされ、皆で学園を去ることとなる。旧P4からするとなによりも辛い処分であろう。

なお、最後のシエルが屋敷に帰ったシーンではスネーク(CV.寺島拓篤)がシリーズ初登場、そしてヴィクトリア女王陛下(CV.瀬田ひろ美)との掛け合いでジョン・ブラウン(CV.神谷浩史)が本作初登場を果たし、注目を集めていた。さらに、ジョンとの会話で女王陛下は動く死体について「その怪物が味方になればそっちの方が素敵」と話しており、物語の奥行きはまだまだありそうだ。

「寄宿学校編」は終わりを迎えたわけだが、ここで視聴者の話題に上がったのは来週はどのような話が展開されていくのか、ということだ。Xでのトレンドには次の物語である「緑の魔女編」がはやくもランクインするなど、視聴者の期待も窺えた。

◆文/笹本千尋

アニメ『黒執事 -寄宿学校編-』第10話より(C) Yana Toboso/SQUARE ENIX,Project Black Butler