永瀬廉、自身の変化に驚き「こんなことは今までなかった」<余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。>

2024/06/19 17:14 配信

映画

映画「余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。」配信記念イベントより※提供写真

永瀬廉(King&Prince)主演、出口夏希共演のNetflix映画「余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。」が、6月27日(木)より世界独占配信される。6月18日に、同作の配信を記念したイベントが東京・TRUNK HOTELで開催され、永瀬、出口、三木孝浩監督の3名が本イベントに登壇した。

「余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。」とは


映画「余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。」は、森田碧による小説「余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話」(ポプラ社)を原作に、Netflix映画として映像化されたもの。

小説投稿サイトに投稿されていた原作が編集者の目に留まり、“タイトルで筋がほぼわかってしまうにもかかわらず、号泣する”と書籍化され、「よめぼく」としてSNSを中心に口コミに火が付き、シリーズ累計50万部を突破した。

主演を務めるのは、Netflix作品初参加となる永瀬。突然余命を宣告され、色々なことを諦めながら淡々と日々を過ごす中で、運命の恋に出会い再び人生に希望を見出していく主人公・早坂秋人役を演じる。また、ヒロイン・桜井春奈役をNetflixドラマシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」に出演した出口が務める。

そして、監督を務めるのは、「ホットロード」(2014年)、「今夜、世界からこの恋が消えても」(2022年)など、“青春恋愛映画の名手”と呼ばれる三木監督。脚本は、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(2016年)で三木監督とタッグを組んだ吉田智子が、音楽は、「今夜、世界からこの恋が消えても」で同じく三木監督とタッグを組んだ亀田誠治が担当する。

2人の雰囲気がとても素敵だった…撮影時を振り返る三木監督


イベント冒頭で永瀬は、「ついに配信の日が近づいてきて、実感はまだ全沸かないんですが、本作を見て皆様の反応を聞くのがとても楽しみです!」と期待に胸を膨らませ、出口も「やっと皆様にお披露目できる日を迎え、本当にうれしいです」とコメント。

三木監督は、「普段は配信や公開が近づくと不安になってしまうほうなんですが、今回は永瀬さんと出口さんの2人の雰囲気がとても素敵で、撮っている時も2人の空気感に影響を受けて素敵な作品を撮れたと思います。早く皆様に見てほしい気持ちでいっぱいです」と、それぞれが配信へ向けた意気込みを語った。

「こんなことは今までなかった」自身の変化に驚く永瀬廉


初の王道ラブストーリー映画で主演を果たし、完成した本編を見てラストは思わず“泣いた”と語った永瀬。「ここまでがっつり恋愛に焦点を当てた作品は初めてやりました。タイムリミットがある恋愛という部分に不安な部分もあったのですが、現場では気負わず自分らしく撮影に臨めました」と撮影当時を振り返った。

また、「今までは当事者として、作品を100パーセント楽しむことができないことも多かったのですが、本作は物語を純粋に楽しめて、ラストでは思わず泣いてしまいました。そんなことは今までなかったので、自分でもびっくりしました」と、本作を初めて観た時の率直な感想を語った。

さらに「登場人物たちの表情の切り取り方も素晴らしくて、三木監督がすごく素敵に撮ってくださって。色んなパズルが上手くハマった作品だったと思います」と自信も覗かせた。

三木監督は、「永瀬さんとの顔合わせの段階で、パブリックイメージでは『クールでミステリアスな雰囲気なのかな?』と思っていたのですが、実際は親しみのある空気感をお持ちで、一緒に作品を作れたら絶対に面白くなるなと感じました。撮影では、その瞬間瞬間で2人が感じた表情を、素直に表現していくセッションのような撮影にしようねと話していました」と振り返った。