二宮和也、自身最大の“シャンス・サンプル(二者択一)”を明かす「気付いたら逆転して今に至る」<ブラックペアン>

2024/06/30 12:00 配信

ドラマ インタビュー

「ブラックペアン シーズン2」インタビューより撮影=後藤利江

現地の協力体制に感謝「本当に行ったかいがあった」


――オーストラリアでのロケもありましたが、現地での印象的な出来事があれば教えてください。

現地の方々にすごく協力していただいて、いろいろな場所で撮ることができ、撮影にも参加していただき、とても好意的にやっていただけたなという思いがあります。カジノなど普段はなかなか入れないところでも撮影できましたし、本当に行ったかいがあったのではないかなと思います。

ブリスベンの空港も使わせていただきました。普段だったらセットをいかに空港に寄せるかというところでの勝負だったりもするのですが、そのものを貸していただけて本当に良かったなと思います。

――撮影以外の時間はどのように過ごされましたか?

僕はみんなより前に入って特番の「二宮孝太郎」のロケをしていたので、オーストラリアのいろいろな所に飛んで、動物園や人の家に訪問したりして、旅行気分で過ごすことができました。

ただ、第1話はみんなが天城先生を探しに来ている話なので、みんなは大変そうでした(笑)。僕はフルタイムで撮影に入っているわけではないので、残っているメンバーとご飯に行ったりもできたのですが、探している側はカツカツでやっていましたね(笑)。

「ブラックペアン シーズン2」より(C)TBS


――劇中では、シャンス・サンプル(二者択一)を行うシーンがありますが、二宮さんにとって一番大きな二者択一のエピソードといえばなんでしょうか。

それで言うと、やはり僕はあれですね。「1999年ワールドカップバレーボール」のイメージキャラクターと「3年B組金八先生 第5シリーズ」への出演のどちらかという選択。当時、僕は「金八先生」と言っていて、風間俊介は「バレーボールをやりたい」と言っていて、気付いたらそれが逆転して今に至るのですが、その二択がやっぱり一番大きかったのではないですかね(笑)。

――最後に、視聴者へのメッセージをお願いします。

6年ぶりにシーズン2として「ブラックペアン」が戻ってきます。「ブラックペアン」の持つ力もそうですが、このTBSの日曜劇場という枠の力の強さ、役者の幅広さといったところからエンターテインメントが始まっていますので、日曜劇場はやはりすごいんだなと改めて思ってもらえるように、日曜劇場のファンの方々にも届けばいいなと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

「ブラックペアン シーズン2」インタビューより撮影=後藤利江