木南晴夏“六月”&井之脇海“松嶋”、「ゼロかイチ」ではない答えの幸せ<9ボーダー 最終回>

2024/06/24 16:57 配信

ドラマ レビュー

六月(木南晴夏)の選択に共感の声続々 (C)TBS

川口春奈主演の金曜ドラマ「9ボーダー」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系) の第10話が6月21日に放送された。七苗(川口)ら三姉妹がそれぞれの“幸せ”を探しながら進んできた最終回。長女・六月(木南晴夏)は、年下男子・松嶋(井之脇海)との恋にひとつの答えを導き出した。(以下、ネタバレを含みます)

“ボーダー世代3姉妹”の奮闘を描く


同ドラマは、「LOVE」「LIFE」「LIMIT」の“3L”をテーマに、19歳、29歳、39歳と、いわゆる大台を迎える前のラストイヤー=9ボーダー真っただ中の3姉妹が、モヤモヤや焦りを抱え、幸せになりたいともがきながら人生を前向きに進んでいく姿を完全オリジナルで描くヒューマンラブストーリー。

主人公の29歳の次女・大庭七苗(なな)を川口、39歳の長女・六月(むつき)を木南晴夏、19歳の三女・八海(はつみ)を畑芽育が演じた。

また、3姉妹の“3L”に大きく関わる人物として、物語のキーマンとなるコウタロウに松下洸平、六月が所長を務める会計事務所にやってくる自由奔放な新人公認会計士・松嶋朔に井之脇海、七苗と同い年で幼なじみの高木陽太に木戸大聖が扮(ふん)した。

松嶋のプロポーズを断る六月


夫の浮気が原因で4年間の別居の末、39歳で離婚をした六月。その離婚を決意したときに優しく寄り添ってくれたのが松嶋だった。その後2人は付き合いはじめたのだが、松嶋が念願だった造園の勉強のため海外に行くことに。「それが夢なら突き進むのみ」と応援する六月が迎えた40歳の誕生日に、松嶋はプロポーズする…というのが前回までの展開。

会計事務所やリニューアルしたばかりのおおば湯のことなど、すべてを捨てて海外についていくのか悩んだ末、最終話冒頭で六月は「一緒には行けない」と告げ、指輪を返した。

松嶋と一緒にいたことで、「今の自分が好き、今いる場所が好き」と気付いた六月。松嶋に何にも縛られることなく、やりたいことに集中してほしいと願ったのだ。

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