佐久間大介が1人ゲーム配信をする時には差し入れを持って駆け付け、事務所のゲーム好きが集まるチャンネル「放課後 GAMING LIFE」に緊急参戦した際には、ゲームに関することをメモにまとめて持参し、向井から「お前…いいやつだな!」と心の底から感嘆された。そんな時でも阿部は、「何か言わなきゃいけないかなと思って」とニコニコするのみ。自身の手柄をひけらかさず、褒められれば、手をブンブンと振って謙遜している。
冠番組「それSnow Manにやらせて下さい」(TBS系)で共演したROLANDも「阿部君が応援される理由がわかった。物腰柔らかいし謙虚」と、その人柄を絶賛。多忙を極める中、努力して芸能活動と学問を両立させてきた阿部は、今も受験時期になると受験生に応援メッセージを送るなど、人の苦労や痛みを思いやれる人でもある。
その一方で、普段の楚々とした佇まいとは一転、平気でザリガニや魚を手づかみする“ザ・少年”な一面を見せたり、YouTube企画で広い体育館に集まった際に突如走り回りバク転を披露。頭が良すぎるせいなのか、思いがけない言動で周囲を驚かせたりすることも。
また、阿部が学校の先生に扮して授業を行うYouTube企画「阿部ちゃん先生」では、自身の英語辞書にはTから始まる言葉は“Thank You”しかないという渡辺翔太に「絶望的な辞書だな」とバッサリいってみたり、クラゲに大騒ぎする深澤に「子どもか?最年長。おい、31歳、このやろう」とかわいらしく悪態をついてみたり。
気を許しているがゆえの“ブラック阿部ちゃん”が降臨することもあるが、言った本人も言われた方も大笑い…結果、周りを幸せにしており、何かが降臨しても阿部の場合は“悪魔”ではなく、ギャップで人を翻弄する“小悪魔”のようだ。
阿部の天使と小悪魔ぶりはクイズ番組でも十二分に発揮。穏やかにほほ笑み、真剣にクイズに向き合う一方、最近は嬉々としてボケも披露…するだけでなく毒舌を武器に自ら有田、宇治原らをイジリに行き、そしてイジリ返され、悔しさと楽しさでパタパタしている姿がしばしば見られる。完成された優等生でありながら、そこからはみ出していくギャップ沼はどんどん広がり続けている。
7月からはドラマ「GO HOME~警視庁身元不明人相談室~」(毎週土曜夜9:00~、日本テレビ系※7月13日[土]スタート)に出演。将来を嘱望されている優秀な刑事役は阿部にぴったり。黒髪短髪、落ち着いたスーツ姿でガッツポーズをした写真はとても凛々しいが、どこかほんわりしたかわいらしさも漂う。
かと思えば7月31日(水)リリースのシングル「BREAKOUT/君は僕のもの」新ビジュアルでは赤のエクステをつけ、ストリートのラフな雰囲気もありつつ、あでやかに香りたつ――阿部のギャップ沼はさらに加速度を増しているようだ。
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